◇◇ 九州地方の滝めぐり2 ◇◇
「熊本県編」
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日程:2010/05/09(日)〜05/29(土)
場 所: 九州地区全域

熊本県の滝めぐり
カッパ滝
カッパ滝1(5/14)
カッパ滝
カッパ滝2(5/14)
カッパ滝
カッパ滝3(5/14)
遊水の滝
遊水の滝1(5/14)
「カッパ滝」国道387号線で小国町に入る。この町にはもう一度見たいと思い滝が幾つかあり前回見つけられなかった滝なども含めて巡ろうと思って来た。カッパ滝は個人で周辺を開発して整備しキャンプ場などを作ってある場所にある。入場料が必要になり300円を支払って滝に向かう。20分ほど沢沿いを歩き突き当たりに「カッパ滝」が落ちている。流れの中に遊水の滝やら出会いの滝などがあるようだが滑の河原ではっきりしない状態であった。

下城の滝
下城の滝1(5/14)
下城の滝
下城の滝2(5/14)
なべかまの滝
なべかまの滝1(5/14)
 
ここに来たのは以前見つけようとした滝の入り口が見つからず遠望でしか見えなかった滝をどうしても滝壺から見たいと思ったからで周辺の滝も含めて徘徊を計画していた。 「下城の滝」は大銀杏のそばから見るのが一般的だが滝壺を目指して周辺を行ったり来たりしながら住民に聞いてやっと行く事が出来た。下から仰ぎ見る滝は落差も相まって素晴らしく感じた。

下城の滝上流に当たる「なべかまの滝」があり水量も豊富で激しく流れ落ちていた。偶然に下城の滝のそば(国道沿い)のデイリーストアーで滝の道順を尋ねたところ奥さんが「家の主人が詳しいよ」という話となり午後6時過ぎ再度お邪魔して土田滝のことやカッパ滝のことなどを聞く事が出来た。また、以前役場の職員と調査をしたそうで小国町には48個の滝があるとのこと。時間の関係で細かく廻る事が出来ないため計画をしていた滝のみを巡ることにした。

土田滝
土田滝1(ハンタタキ)(5/15)
土田滝
土田滝2(5/15)
土田滝
土田滝3(5/15)
土田滝
土田滝4(5/15)
土田子滝
土田子滝1(5/15)
土田子滝
土田子滝2(5/15)
土田滝の案内板
土田滝の案内板(5/15)
 
5月15日AM6時土田滝の入り口を探しに出かける。前回と同じ場所に来て周辺を探し回るとなんとちゃんと案内板が立っていた。道は滝に向かって伸びていてあまり人が入った形跡が無い、私より高い草(葦)が生えていて何か出てきそうで気味が悪い。朝露でズボンはびっしょりになりながらも進むと滝が見えて来た。滝前に立ちやっと2年間の思いを達成する事が出来た。感無量!! 本滝の右側には立派な「土田子滝」が落ちている。

城村滝
城村滝1(5/15)
城村滝
城村滝2(5/15)
城村滝
城村滝3(5/15)
城村滝
城村滝4(5/15)
城村子滝
城村子滝1(5/15)
城村子滝
城村子滝2(5/15)
葦の河原
葦の河原(5/15)
国道沿いに「城村滝」の表示板が立っている。資料によると左岸から沢に下りる場所があるとあり、徒歩で下流に約1キロメートルほど進むと古びた階段が目に入った。河原に下りると葦が一面に生えて掻き分けながら進むが足元は岩だらけで一歩一歩確認しながら進む。20〜30分ほどかかったろうかやっと滝前に到着した。城村滝は河原に降りないと見られない滝なので感動もひとしおだ。
土田滝と同じように本滝右側にしっかりした子滝が落ちている。撮影が終わり振り返ると一面の葦、夏になると生育してここまで来るのは大変だろう、いいタイミングだったかもしれない。

鍋ケ滝
鍋ケ滝1(再訪)(5/15)
鍋ケ滝
鍋ケ滝2(5/15)
鍋ケ滝
鍋ケ滝3(5/15)
鍋ケ滝
鍋ケ滝4(5/15)
再訪の鍋ケ滝は人気の滝のようで数人が入れ替わりながら見に来ていた。水量はちょうどいいのだが天気がよすぎてコントラストの変化が激しすぎ写真の撮りようが無かった。贅沢ないいわけである。ここで入り口のおばちゃんとしばし雑談となる。

古閑の滝
古閑の滝1雄滝(5/15)
古閑の滝
古閑の滝2雌滝(5/15)
古閑の滝
古閑の滝3(5/15)
 
「古閑の滝」国道57号線の一の宮町坂梨の信号を曲がり265号線に入ると案内板があり観光用に住宅街を通らないような配慮がしてあります。大きな駐車場がありここから徒歩で約15分ほど。とんど登りの坂道で終点には展望台があり左側に男滝(80m)と右側に女滝(100m)がある。冬場は凍り付いて素晴らしい氷瀑が見られ場所で有名だがこの時期は水量が少ないのでさびしい感じがする

金龍の滝
金龍の滝1(5/15)
金龍の滝
金龍の滝2(5/15)
 
「金龍の滝」阿蘇山の周辺には幾つもの滝が落ちていて「金龍の滝」は南阿蘇村にあり国道325号線から垂玉温泉を目指して進める。温泉宿の場所に落ちていて滝の水が流れている沢に滝前の橋があるのでそこが撮影場所に良い。近寄ろうとしたところ温泉宿の露天風呂があり痴漢と間違われるので近寄れない。


白糸の滝
白糸の滝3(5/15)
白糸の滝
白糸の滝4(5/15)
白糸の滝
白糸の滝3(5/15)
白糸の滝
白糸の滝4(5/15)
西原村を通る県道28号線で「白糸の滝」(白山姫神社)の所で右折し坂の上の集落の中に標識や駐車場がある。

七滝
七滝1(上から)(5/16)
七滝
七滝2(5/16)
七滝
七滝3(5/16)
七滝
七滝4(5/16)
「七滝」前回は確か雨の中に来た覚えがあり滝上から眺め全然見えずに諦めた経緯がある。今日はじっくりと見ようと朝6時に到着した。ここは国道446号線から御船川沿いに進み数分で着き駐車場トイレなどが完備。じっくり見ればちゃんと滝下までの遊歩道ができていて安全に行く事が出来る。滝の形もさることながら周囲を取り巻く岩の形状が神秘的に見える。

聖滝
聖滝1(5/16)
聖滝
聖滝2(5/16)
五老ケ滝
五老ケ滝1(5/16)
五老ケ滝
五老ケ滝2(5/16)
「聖滝」国道218号線で山都町に入り高千穂方面に進みと国道沿いに展望台が見えてくる。駐車場には4-5台ほど置け奥が観瀑台となる。木々が生長したのか滝全体を見るのが困難となっているので直ぐ下を見ると田んぼがありあぜ道から見ることで全体が確認できた。滝壺まで行く道があると聞くが調査不足のためパス。

本当は通潤橋の放水が見たかったのだが5月の連休後は農業用水に全てまわすため7月まで放水しないそうな・・・またオアヅケとなってしまった。折角なので五老ケ滝を見て時間を潰す事に、それにしても観光客の多いこと。

鮎の瀬大橋
鮎の瀬大橋(5/16)
うなぎ滝
うなぎ滝1(5/16)
うなぎ滝
うなぎ滝2(5/16)
不明滝1
不明滝1(5/16)
山都町通潤橋から「鵜の子の滝」へ向かう。途中素晴らしい橋があり思わず記念写真を撮る。茶店もあったので休憩していると滝までの地図の載っているパンフレットがあった。おばちゃんに滝までの道順を尋ねると丁寧に教えともらいさっそく広い車道から狭い農道に入り河原に向かっていく。あまりの急カーブで曲がりきれずに切り返しをしながら下りていくと河原沿いの平らな道になり案内板も設置されていた。途中に「うなぎ滝」があり車から直ぐに落ちている。しかし滝の周辺は霧がものすごくカメラもたちまち濡れてしまう。
道の終点まで行くと「鵜の子の滝」の案内板があったのでここから河原を遡上する。1kメートル程歩いたが目的の滝は無く予定外の滝を見る事が出来た。名前はわからないが立派な滝である。

鵜ノ子滝
鵜ノ子滝1(5/16)
鵜ノ子滝
鵜ノ子滝2(5/16)
鵜ノ子滝
鵜ノ子滝3(5/16)
鵜ノ子滝
鵜ノ子滝4(5/16)
案内板の矢印が・・・沢を越えて尾根違いの沢へ出ると右奥に落ちていた。下から見る「鵜の子の滝」を見る事が出来た。大収穫である。

つばめ滝
つばめ滝1(5/16)
つばめ滝
つばめ滝2(5/16)
鷹滝
鷹滝1(5/16)
鷹滝
鷹滝2(5/16)
鵜ノ子滝と鷹滝
鵜ノ子滝と鷹滝1(5/16)
鵜ノ子滝と鷹滝
鵜ノ子滝と鷹滝2(5/16)
うなぎ滝上部
うなぎ滝上部1(5/16)
うなぎ滝
うなぎ滝2(5/16)
「上から見た鵜の子滝」通潤橋から笹原川に落ちている鵜の子の滝に向かうが判らないので住民に聞きながら細い道を進むと4-5台の駐車場と小屋がありここから遊歩道で滝に向かう。途中には「ツバメ滝」「鷹滝」とあり最奥に「鵜の子の滝」を上から見る事が出来た。また遠望ではあるが「うなぎ滝」も見る事が出来る。

妙見の滝
妙見の滝1(5/17)
妙見の滝
妙見の滝2(5/17)
妙見の滝
妙見の滝3(5/17)
轟の滝
轟の滝1(5/17)
初めて足を踏み入れる天草半島、途中に仙台の松島のような綺麗な島々が見えてきた。滝見の後は観光巡りをしようと決めながら進む。天草半島にある「道の駅有明」で泊をする。
「妙見の滝」は天草半島を横切るように走り海岸線で国道389号線にぶつかる。苓北町に入り1kメートル程で妙見社に到着する。道路沿いにあり落差10メートルほどの滝が落ちていた。残念なのは水量が極めて少なく道路を通る人にも滝の印象を与えないほどの量であった。

天草市の地図に「五月雨滝」が載っていたので行ってみたが遠方から滝跡が見え水がない。畑で作業をしている人に尋ねると滝の上にダムができて今は大雨が降らないと滝として見えないという。ここで諦めればよかったのについ跡だけでも見てみようと思ったのが運のつき・・・狭い道を車で登ると草木が道路側に飛び出ていて車はこすり傷だらけ、登り口らしい場所からトライすると途中で道は無くなり竹やぶとなって迷路にはまり込んでしまった。こんなときは風で木の葉がこすれる音が人の話し声に聞こえてくるから不思議だ。迷う込んで2時間、やっとの思いで車まで戻り成果もなく残ったのは車の傷がいっぱいだけであった。

轟の滝
轟の滝2(5/17)
轟の滝
轟の滝3(5/17)
祝口観音の滝
祝口観音の滝1(5/17)
祝口観音の滝
祝口観音の滝2(5/17)
「轟の滝」妙見の滝から少し戻るように国道389号線を走り途中から県道24号線を進むと道路沿いに「轟の滝公園」がある。看板には下津深江川に滝があり歩いて5分ほどの場所にある。吊橋を渡って沢を上流方向に進むと滝前に出る事が出来た。落差は7-8メートルほどか。高くはないが切り立った岸壁に流れる滝は絵になる光景であった。

県道59号線を走っていると道路沿いに滝展望所があり「祝口観音の滝」の看板があった。遥か彼方に一風変わった滝が流れ落ちていた。滝の場所まで行くと駐車場と観瀑台など整備された公園になっている。階段を登ってみると観音様が祭ってあり近寄るほど滝全体が見えなくなり写真を取れるような場所はなかった。
滝探しは早々に切り上げて「天草松島」を船で島巡りの観光に切り替えてしばしの休憩。

牟田滝
牟田滝1(5/17)
牟田滝
牟田滝2(5/17)
八幡滝
八幡滝1(5/17)
八幡滝
八幡滝2(5/17)
牟田滝の印象が少なくどんな場所にあったのか途中からの状況がどうしても思い出せない。国道3号線で八代市に入り高速道路矢代ICを横切り直ぐに左に曲がった。600-700メートルも進むと県道155号線と交差するのでこの155号線に入り池ノ原まで進むと鋭角のコーナーがあるのでこの周辺にある。ここからの記憶がすっぽりと抜けている。住民に聞きながらたどり着いたのかもしれない。ハズカシイ・・・

国道3号線に戻って219号線で「道の駅 坂本」に向かう午後6時を過ぎているが天気が良いとまだ明るい。道の駅手前で右側に「八幡滝」を発見、駐車場所が滝前にあり2-3台ほど止められる。落差5メートル程度で周囲はコンビニの弁当などの空箱が散乱状態で目をそむけたくなるような場所であった。5月17日今夜は「道の駅 坂本」で泊とした。

走水滝
走水滝1(5/18)
走水滝
走水滝2(5/18)
走水滝
走水滝3(5/18)
走水滝
走水滝4(5/18)
「走水滝」朝6時、道の駅から少し戻って国道沿いに小さい案内板があり県道259号線で山に入る。深水地区までは順調に進む事が出来たが途中から林道の細い道になり、慎重に進む。道路の右側に滝入り口の看板を発見。駐車する場所がなく広めの路側にとめ4-5分ほどで観瀑台に到着する。対岸に大きな落差を持った滝がやや正面から見る事が出来る。

座頭滝
座頭滝1(5/18)
のれん滝
のれん滝(母滝)1(5/18)
箱滝
箱滝1(5/18)
ハクサンフーロ
ハクサンフーロ1(5/18)
水俣大滝
水俣大滝1(5/18)
水俣大滝
水俣大滝2(5/18)
水俣大滝
水俣大滝3(5/18)
水俣大滝
水俣大滝4(5/18)
国道3号線で水俣市に向かい湯出川沿いを走る県道117号線をしばらく走ると鬼岳から流れ出る戸刈川に水俣七滝がある。林道入り口には案内板が設置してあり直ぐに「座頭滝」、入り口の看板が目に入る。その奥には「のれん滝」があり「小滝」の案内板も見える。だが目的は大滝であり七滝の最上流に落ちているので林道から近い滝のみを見て先に進む。林道を進むと鬼岳集落があり十字路を右に曲がりしばらく進むと「大滝」の看板が見えてくる。ただ、途中に案内板がないので走っていながら心配になってしまう。入り口から30分ほど遊歩道を進むと落差の大きい「水俣大滝」が2段になって落ちているさまを見る事が出来る。立派な滝であった。

5月18日午後(火)いよいよ鹿児島県にはいる。

鹿児島県につづく
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