◇◇ 山梨県・長野県への旅 思い出記録 ◇◇
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出発日: 2004/09/01(水) AM 1:00出発
帰宅日: 2004/09/04(土) AM 2:30分着

2日目(木)
入り口の吊橋 武川村にある温泉に入り、「道の駅白州」でP泊して朝6時目が覚めると昨日とはがらり変わって雨が降っている。雨の量によっては計画を変更しなくてはならない。 新しそうな吊橋 朝飯を食べながらしばらく様子見である。7時を過ぎると空が幾分明るくなって雨も小ぶりとなり、天気は回復しそうでラジオの天気予報も雨から曇りになるというので計画どおり出発とした。国道20号線から石空川渓谷に向かって約30分ほど山に入ると遊歩道入り口のでっかい吊橋のある場所に出た。すぐ奥に駐車場があり、早くも1台車が止まっている。ナンバーは横浜、話しかけてみると昨夜は同じ場所の風呂に入っていたという。 こんな階段が幾つかある その後ここでP泊したとのこと。熊が出てきそうでこわーい。これから朝食をとるとのことで私は「お先に」と声をかけ遊歩道に向かった。 一の滝 吊橋を渡るとすぐに案内板があり、約40分で着くとある。空は何となく暗く雨もパラパラ降っている、カッパを着ていると暑い、歩いてまもなく吊橋・階段などなどを過ぎ一の滝(魚止めの滝)に出る。10メートルはあろうかなかなかのもんである、この先に二の滝(初見の滝)がある。この遊歩道は急な場所は少なく、ほとんどが沢の側を歩くようになっている。階段、橋などもよく整備されている。若い人から年配者までハイキングにちょうど良い距離であろう。ここまで来るとやはり暑い、途中でカッパは脱いだがそれでも汗だくでタオルを絞ると滴り落ちるほどである。メインの滝に着いてみるとあまりの大きさに唖然とした。 遠方から見る滝ではあるがそれでもデッカイ、雨もぱらぱらで滝周辺には雲も無い。はっきりと見えるのがウレシイ。 二の滝 精進ケ滝 精進ケ滝 思わず「ヤッホー」と叫びたくなるような気分であった。当然周囲には誰もいない。 ここに来るまで誰にも会わず帰りの途中で同年輩の人と1名すれ違っただけであった。いつも思うのだが帰りは早い35分で駐車場まで来てしまった。 ここにP泊した人はまだいた。訊ねてみると雲が移動するのを待って滝の上部に少しで良いから青空が欲しいと言う。写真家は撮る前から構想が出来ているようだ。一方私の方と言えば目に焼き付けてカメラは記念写真程度だ。でも1年もすると薄れてしまう。
千ケ淵 昨夜お世話になった「道の駅白州」のすぐ隣の道を尾白川渓谷に向かって行くと道の終点に駐車場、キャンプ場がある。また雨が降ってきたがカッパで対応できる程度だ。 茶店で神蛇滝までの時間を聞くと2時間程度という、早速のハイキングは沢づたいに進んでいく。始めに千ケ淵に出る、ここは河原に降りられる。旭滝、百合ケ淵と出会うが「音はすれども姿は見えず、本にお前はxxxx」の如く水の流れの音のみで実際に見ることが出来ない。 神蛇滝 しばらく歩くと急な場所になり、木の根っこを掴みながらの登りになって、かなりキツイ。注意をしないと転落事故になりかねない。特に今日のように雨が降っていると木と靴がすべり慎重に足を運ばなくてはならない。この場所が約30メートル程だ。ここを過ぎれば平らになって尾根になる。 石碑があり、お賽銭があがっていた。 ここで下の沢を見ると「神蛇滝」が2段3段となって流れているのが見える。これは素晴らしい、もう少し下まで見るには、裂け目の入った岩に木が架けてあるのでここを渡る。幅70センチほどの滝見場所がありここで見るのがいい。但し足を踏み外すと絶壁で遥か彼方、奈落の底に落ちることになるので慎重に。ここから次の不動滝まで30分ほどであったが今回はパスして尾根道で引き上げることにした。 着いてみると知らないうちに雨は止んでいた。「神蛇滝」まで3時間弱であった。茶店で昼食とし、色々な話が出来「秋にもう一度来るといいよ」 「冬の神蛇滝も素晴らしいよ」などと写真を見ながら説明してくれた。ここだけを目的にしてジックリ来たい場所だ、また計画が増えそうだ。
山梨県の神蛇滝を見た後、アルプス越え?(国道152号線)をして宮田村の駒ケ根高原にある「日暮れの滝」を見ようと寄ってみたが途中から乗用車では行けずバスかケーブルで行かなくてはならない。それでは時間に無理が出るので今回はパスとした。 高森町 不動の滝 そのまま長野県高森町まで走った、時間もPM4時を過ぎているので早く探さないと暗くなってしまう。 もう一度カーナビの再確認をして車を走らせる。県道227号線を走り中央高速の下を抜けて山道を進むと不動滝の第一駐車場に到着した。PM4時45分、歩き始めたがどうもそれらしい滝が見当たらない。 高森町 不動の滝 アスファルトの道を15分ほど歩くとちゃんとした駐車場とトイレが完備され、ここからならば歩いて5分程度で見ることが出来る。なんと20−25分も歩いてしまった。近づいてビックリ、巨大な不動滝があるではないか、初めてこんなデッカイ不動滝を見た。しかも水量もあり圧巻である。周囲の観瀑場所が霧で濡れている。写真を撮るにも一瞬で撮るようにしないとカメラが濡れてしまう。遠巻きにして撮影をした。 この後、車は阿智村まで行きガソリンスタンドで近くの日帰り温泉の場所を聞いた。1キロ先に昼神温泉があると言うので早速立ち寄る。時間は午後6時30分、ゆっくりと温泉に入って疲れを癒した。夕食をとり9時過ぎ南木曽町まで走らせ、明日の一番滝「田立の滝」の近くにP泊とする。「道の駅賤母」に止めたがここは大型トラックばかりで場違いのように感じた。この先に岐阜県側の「道の駅きりら坂下」がありここでP泊することにした、行って見るとここは静かだ、乗用車がゆっくりと泊まれる。今夜もいっぱい呑んで早々に寝ることに・・・

つづく

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