◇◇ 山梨県西沢渓谷へのドライブ 思い出記録 ◇◇
戻り
Page 1-1

出発日: 2004/08/19(木) AM 5:20出発 〜 PM4時40分

遊歩道入り口 ゲート 今日もチョット朝が早い。おにぎりを二食分と 天気は最高ペットボトルを多少余分に持って出発。 天気予報では36度ほど上がるようだ、暑い下界を後にして諒を求めてと思っている。
埼玉県から山梨県に続く国道140号線を通って有料の長ーい雁坂トンネルを過ぎるとそこはもう山梨県となる。トンネルを出るとすぐに橋があり、渡り終わると左側に「西沢渓谷入口」の案内板がある。 大久保の滝 50メートルほどで土産屋・休憩所(不動小屋)があり、店の前に三富村の無料駐車場入口の看板があるので下るように進む。60台程度は駐車できそうな広さだ。
朝8時、平日のことでもあり駐車している車は10台程度、後でわかったことだが半分は魚釣りのようだった。
ガードレールで安全 ここから歩きとなり、先ほどの店の前を通り、奥に進むと「ゲート」があって歩行者のみ入ることが出来るようになっている。
30分も歩くとゲートのように作られた大きなトイレがある。周囲にはベンチもあり、休憩も出来るようになっている。「トイレはここが最後です、奥にはありません」の表示があった。
20分ほど進むと最初に「大久保の滝」を対岸に見ることが出来る。ここまでは遊歩道もあまり起伏もなく普通に歩いて入れる。
三重の滝 ここからは階段が多くなり、歩道も狭くなってすれ違いは、お互いに譲り合わないと出来なくなってくる。それでも道は全線しっかりしているので安心だ。ただしトレッキングシューズは必携である。ここからは沢に沿って歩き、次々と滝が現れる。
人面洞で撮影をしていたところ頭上で何やら音が聞こえた。その瞬間に朽ちた大きな枝が目の前蛇が・・ を落ちていった。「ビックリしたなーもう」である。(ギャグが古い)また少し進み「竜神の滝」付近では足元でチラリと動く物体発見。1メートル程の道幅に1メートル程の大嫌いな「へび」が動いている。 竜神の滝 お互いにたまげたようであり、首を持ち上げて見ている。私もびっくりして3メートル程後ろに下がり、しばらく見ていたが道の真ん中で動かない。3―4分後には首を丸めて胴体の中に隠すようにして動かなくなった。恐る恐る尻尾のほうをまたぐようにして通り抜けた。かなりビビッた。小心者と言われてもしょうがないひと時であった。
カエル岩 この周辺は滝ばかりでなく特徴のある岩などを見ることが出来、全て案内板が設置してあった。しばらくは沢沿いか、沢の端の岩場を歩く場所が続き、足元に注意が必要だが、歩道にはクサリが架けられているのであまり心配は要らない。
貞泉の滝 普通に進めば1時間40分程で今回の目的である「七つ釜五段の滝」に着くことが出来るが、私はのんびり滝の写真を撮りながら、1ヶ所に15分程度掛けて進んだ。「七つ釜五段の滝」に着いた時には2時間30分ほど掛かっている。方枚橋に着いたとき、奥に落差のある滝が落ちているのが見えた。橋を渡って左に巻くようにして進むと「七つ釜五段の滝」の滝の正面に出る。これがうわさ?の滝だー。しばらく眺めていると汗も引いて心地よい気分になっていくのを感じた。七つ釜五段の滝(下段) 七つ釜五段の滝(上段) ここで体感温度は20度位に感じた。下界ではさぞかし大変な気温になっていることだろうと思いながら一瞬優越感を感じるひとコマであった。行程の最後は「不動滝」となり残り100メートルで遊歩道が終わるが最後はキツイ階段が待っている。 不動滝 終点は展望台、休憩場所、トイレなどが設置してあり、ここで昼食とした。 ここまで3時間弱も掛かっている。これも予定のうちでPM2時ごろ駐車場に着ければと考えていた。食事も済ませて周囲を見渡すと昭和43年まで使用されていた「トロッコ」の線路が敷設されたままで残っている。 遊歩道終点のトイレ 黒金山登山口で終点になっていた。帰りはこの線路伝いを下りる計画で約5キロメートルあり、トロッコが通った道なので急な勾配は無くほとんどゆっくりと下って降りられる道である。また道はトロッコの幅の倍程度だろうか2メートルはあり、楽に進むことが出来る。途中で高い場所より「七つ釜五段の滝」を見ることが出来た。大展望台などもあり、山々の素晴らしい景色を見ることが出来た。材木を切り出した時代に不幸にして谷底に落ちた場所には言い伝えの看板が数箇所に設置してあり、方言などで表示されていた。当時は事故も結構多かったのであろう。まだ過去40年前の話である。
懐かしいトロッコの線路 ゆるい下り坂でジョギングしている感覚で歩けるので1時間20分で駐車場まで来てしまった。ドライブイン不動小屋では「よもぎ饅頭」や五目弁当などが販売され、近辺の名物か。この後、「道の駅みとみ」に立ちよると、今が旬の巨峰が所狭しと売られていた。
こんな橋が幾つもあった 午後の2時となり本日はぼちぼち帰る事とする。自宅まで2時間30分ほど掛かる予定だ。久々に明るいうちに帰ることが出来る。秩父路は帰りも慎重に運転しながら帰ろう。トンネル入り口に外気の温度計が設置してあり、23度を表示していた。トンネルを抜けるとまた温度計があり、27度となっていた。しばらく走ると大滝村にも表示があり、30度を表示、ラジオを聞いていると熊谷市では39度と灼熱の暑さになっているという。 大展望台より だんだんと近づき北本町の「道の駅」に着いて車から出たとたんに物凄い暑さに見舞われた、今まで涼しかったせいか、人一倍の暑さを感じ、アスファルトの熱気に体中が包まれた。これで涼しかった一時がチャラになったと思った。教訓「人生楽ありゃ苦もあるさ」水戸黄門より。

おわり

戻り



inserted by FC2 system