◇◇ 栃木県塩原町周辺の滝巡り 思い出記録 ◇◇
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出発日  : 2005/09/28(水)AM 10:30出発 〜 9/29(木)PM 8時30分帰宅

天気予報では快晴になると言うことであったが・・・。朝飯を食べ終ってもハッキリしなかったが時間ばかり過ぎてしまうので決断し午前10時30分出発と相成った。
栃木県塩原町周辺の滝巡りを敢行する。昨年の冬に出かけたときは吹雪となり途中で諦めて帰ることになった経緯がありそのリベンジである。国道293号線から県道63号線で塩谷町まで進。


標識が見えたら右

通行禁止の表示

崩れた道路

Y字路を右に


大滝側面から撮影

大滝

大滝
 途中より西荒川ダムに向かい東古屋のキャンプ場を過ぎ、写真「西荒川」に掛かる橋の手前を右に曲がる。ここから砂利道となり2キロばかり進むと通行止めになってしまった。鎖の先20メートル程進むと道路が8メートルほど崩れて落ち込んでいた。車は路肩に止め、ここから歩きとし、どの程度歩くのか心配であったが約1キロほどでY字路となり右側に沢があるのでここは右に進む。

 しばらく進むと(500m)右側にやっと大きな滝の案内板があった。音が聞こえてくるので沢を見下ろすと滝が見え滝壺までは案内板の横から降りることが出来る。川幅いっぱいに落ちていて、感じのいい滝である。長靴で行ったので対岸からも写真を撮ることが出来た。簡単に見ることが出来る滝なので道路は早く修理をして欲しいものだ。



仁三郎の滝・舞姫の滝


薙刀岩

咆哮霹靂の滝


雷霆の滝

 大滝を見た後は「八方ケ原」方面に向かった。途中「県民の森」近くに「赤滝」があるので寄る計画をしていたが、ここも道路が崩壊していて通行止めになっている。あきらめて八方ケ原まで直行とした。

「八方ケ原」に到着すると、ここには売店や駐車場・トイレがあり「咆哮霹靂の滝」への道がある。着いた時間が午後4時を過ぎている。これから遊歩道に入るのは遅いのでここでP泊とした。夜中に目が覚めて夜空を見上げるとキラキラと「満天の星空」ではないか、久々に見る光景であった。

ところが・・・・ブルンブル―ン、午前2時ごろ改造車に乗った若者4―5名が駐車場に入ってきて気勢を上げ始めた。ここに止っている車は私のだけ。「やばーい」と思いながら息をひそめる。何事も無く1時間ほどが過ぎ彼らは去っていった。ドキドキもんであった。朝になるといつもと同じように何事も無かったような静かな駐車場に戻っていた。

私だけが寝不足で昨夜の出来事を引きずっている。朝飯を作り食べ終わると7時30分になっていた。ここからスッカン沢の駐車場まで下り沢に入っていく。良く整備された遊歩道で15分もすると滝が現れた。「仁三郎の滝・舞姫の滝」や「雄飛滝」などを見ながら進。この沢は水が豊富で対岸のあちこちから滝のように流れている。

その後30分ほどで「咆哮霹靂の滝」に着いた。山の奥深くで迫力ある滝を見ることが出来た。少し戻って遊歩道を「八方ケ原」の方に進み15分ほどで遊歩道沿いに「雷霆の滝」を見ることが出来、川幅全体に広がった素晴らしい滝であった。


竜化の滝

竜化の滝上段


風挙の滝

抛雪の滝

抛雪の滝

堪能して駐車場に戻ると12時少し前でこの場所で簡単な昼食とする。この後、塩原町の「竜化の滝」をめざす。滝入り口には大きい駐車場があり第2駐車場に車を止める。歩いて20分ほどで「風挙の滝」の前に出る。この上流に目的の「竜化の滝」がある。歩道は完全舗装されてサンダルでも見られるようになっていた。観瀑場所は茨城県の袋田の滝を思い出してしまった。下流には「抛雪の滝」もあり3点セットである。このほかにも簷川には「布滝」が落ちている。今日は本当にいい天気で、滝巡りはいつもこんな天気になって欲しいものだ。


太閤下ろしの滝


虹見の滝

虹見の滝

竪琴の滝

 日塩もみじライン(有料普通車600円)の塩原から龍王峡までの間にある滝で「太閤下ろしの滝をめざす」。写真のように滝入り口には大きな看板がありすぐにわかる。階段を下りて3分ほどで見ることが出来、お手軽滝である。入り口の写真にあるロケーションは遊歩道の柵より出て沢の岩の上に行かないと撮ることが出来ない。チョット失敬して乗り越えてみた。また、途中に「白滝」の看板があったのが気になった。

藤原町にある龍王峡には2つの滝がある。「虹見の滝」「竪琴の滝」である。階段を下りて行くと水が崖から飛びだすように落ちている。さすが観光地で数台のバスが止まっていた。そんな中、パトカーが3台止まっていて異様な雰囲気だ。聞くところ70歳代の男性が朝の9時ごろ、散歩中行方不明になったという大捜査中であった。 私がここに来たのがPM4時ごろであり、すでに7時間が過ぎている。お土産店の人も心配そうに見守っていた。無事見つかって欲しいものだ。


蛇王の滝

蛇王の滝上段

唐滝

 時間がぼちぼち無くなってきた。少し離れているが栗山村の道路沿いに滝が2つあると言うので行ってきた。初めは「蛇王の滝」を見る。町役場を通り越してしばらく走ると道路沿いから滝が落ちているのが見える。ちょうどいい場所にはドライブインがあり、休憩場所から写真を撮れる。今日は店が休みだったのでその場所から撮らせて貰った。すぐ横には滝までの遊歩道があり、200メートルと書いてあった。時間も遅いので今日はここでヨシである。

 帰り道に役場の入口に立ち寄り道路相向かいの山を見ると小さく滝が落ちていた。出来れば役場の屋上にでも上がり撮影するといいかもしれない。多分出来ないだろうけど・・300ミリ程度のレンズがあると楽だろう。時間も午後5時をすぎ薄暗くなってきたので今日の滝巡りはここまでにしょう。この奥には温泉地が幾つかあり、そこには「間欠泉」なるものがあるという、初めの目標はその辺まで行く予定であったがここで引き返すことにした。帰りは鬼怒川温泉に入って汗を流してゆっくりと帰ってきた。

おしまい
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