◇◇ 新潟県と佐渡島の藪漕ぎ滝めぐり-3 
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日程:2011/06/10(金〜14日(火)
場 所: 新潟県佐渡市周遊
地 図: 大ザレの滝 

[ 6月12日(日)]
 夏の朝は早く太陽が眩しく輝いて気持ちの良い朝を迎えた。朝5時30分には夕べの前夜祭での後かたずけをしている人がいた。今日は思いっきり藪漕ぎをする予定で一日どうなるやら。

朝日を浴びたカンゾウ
朝日を浴びたカンゾウ
朝日を浴びたカンゾウ
朝日を浴びたカンゾウ
朝日を浴びたカンゾウ
朝日を浴びたカンゾウ
朝日を浴びたカンゾウ
朝日を浴びたカンゾウ
 夕べの前夜祭は1時間ではあったが充分に楽しむ事が出来た。朝飯後、散歩がてらにカンゾウの群生地を一周する。午前6時メインエベントの滝見に出発する。

柿畑の前に駐車
柿畑の前に駐車
この看板が目印
この看板が目印
所々にリボンが
所々にリボンが
所々にリボンが
所々にリボンが
 調査していた柿畑を発見、道路沿いには駐車スペースもありここから柿畑の横のアスファルトの道を入っていく。30メートルほどの場所右側に「密漁禁止」の看板が草に隠れて立っている。ここが入り口となっていて雑草で足元も分からない状態となっている。雑草を掻き分けながら進むとピンクのリボンを発見、リボンを見つけると一安心する。(ちなみに服装は上下雨具を着用、長靴、軍手)

浜辺に到着
浜辺に到着
帰りの目印
帰りの目印
ここから滝下まで
ここから滝下まで
相変わらずゴミが
相変わらずゴミが
 藪に入り約30分、やっと浜辺に到着です。何処をどう通ったかハッキリしませんがとにかく浜辺に到着しました。ここで目印に落ちていた浮きとタイヤを石の上に乗せ、また着ていた雨具を岩の上に乾すようにして脱ぎすて、浜辺を橋に向かって歩き出す。ここは人も来ないせいか流されて来たゴミが一杯で日本以外のゴミが多いようでした。

ハングル文字が
ハングル文字が
滝が見えてきた
滝が見えてきた
川に入り滝下まで
川に入り滝下まで
大ザレの滝全景
大ザレの滝全景
 漁師が使う浮きのようなものや魚受けなどが散乱している。歩きにくい卵型の石の上を15分程歩くと滝が見えてきた。川の中に入り滝下にいくと完全に橋が見えなくなった。

滝壷はほとんどない
滝壷はほとんどない
大ザレの滝中段
大ザレの滝中段
別れを惜しみながら
別れを惜しみながら
浜辺に花の群生が
浜辺に花の群生が
 滝前に約20分ほどいて楽しんだ後は、また藪に向かって帰らなくてはならない。途中砂浜の中に花の群生がありチョット心を癒す。

色々な大きさの卵石
色々な大きさの卵石
目印の場所に到着
目印の場所に到着
やっと藪を抜けた
やっと藪を抜けた
海府大橋
海府大橋
 帰りは気分もよく石の形状に見惚れたりしながら目印の場所に到着。ここでまた雨具をつけ藪の中に入る。一部道を見失いながらの場所もあったがなんとか藪を抜ける事が出来駐車場に到着。(それにしてもこの藪は棘のある雑草が多く軍手などでは太刀打ちできないためスキーなどに使用する手袋がいい。身包みはカッパが最適と思う)。全体の所要時間は2時間強で帰る事が出来た。この後に海府大橋に寄ってみたが橋の上からでは滝はほとんど見えない。

滝前の橋
滝前の橋
橋の上から撮影
橋の上から撮影
泊川滝
泊川滝
泊川滝
泊川滝
 大ザレの滝から車で10分ほどの場所に「泊川滝」があり県道45号線沿いに落ちている滝。ここは誰でも見る事が出来観光バスなどは橋の上でゆっくりと走り説明しているもようだ。落差をあり立派なお気軽滝である。

岩にはカンゾウも
岩にはカンゾウも
滝の水は下の田んぼに
滝の水は下の田んぼに
 
 この時期、佐渡島は至る所でカンゾウが咲き環境に強い植と言える。滝の水は下流の畑の用水となり海にも数10メートルで合流する。

展望所
展望所
関の大滝
関の大滝
関の大滝
関の大滝
関の大滝
関の大滝
 関集落に関川が流れていて川沿いを上流に進むと最近出来たのか展望場所がある。覗くようにしか見る事が出来ないが大きな落差を持った滝であった。

神社に向かって
神社に向かって
不動滝
不動滝
不動滝
不動滝
2段で12mほど
2段で12mほど
 小田地区に入り標識のないのは判っているので住民の聞くのが一番早い。自販機の前にいた住民に聞いたが知らないという。そこにやってきた住民に再び聞くと知っているけど今は行けないと言う。場所だけは聞く事が出来たが行って見ると入り口がいまひとつ不明で、通りで話をしているおばあちゃんに訊ねると「今から近くまで行くよ」と。ゆっくりと付いて行くと神社の奥に滝があるといい、20年ほど前までは不動様の管理をしていたが居なくなってから誰も行かない場所となってしまったとか・・・。藪を漕いで進むと見る事が出来た。

戸中地区の祭壇
戸中地区の祭壇
戸中の滝
戸中の滝
戸中の滝
戸中の滝
戸中の滝
戸中の滝
 戸中地区に入り県道から集落へ入るが道が細いので車は県道に戻って停める。歩いて数分で見る事が出来、神社の裏が全体を見渡せる場所。

佐渡金山の入り口
佐渡金山の入り口
金山内部
金山内部
金山内部
金山内部
金山内部
金山内部
金山内部
金山内部
見学後の出口
見学後の出口

 
 滝めぐりの経路中、金山跡を通り折角なのでしばし観光めぐりをする。金山入場料800円を支払い約30分間過去の歴史を振り返る。中々リアルに出来ているので感心した。面白かったのは・・労働者の台詞・・「早くいっぺーやりてーなー、馴染みの女にあいてーなー」 思わず笑ってしまった。

黒滝の表示
黒滝の表示
黒滝
黒滝
黒滝
黒滝
黒滝アップ
黒滝アップ
白滝の表示
白滝の表示
白滝上段
白滝上段
白滝上段
白滝上段
下段
下段
路駐
路駐

 
 大佐渡スカイラインを進み妙見山を過ぎ航空自衛隊佐渡分屯基地の横を通り過ぎると「両尾山」をぐるりと廻るように右に横道が出来ている。どんどん進むと左側に写真のような「黒滝・白滝」の標識が立っている。現在は黒滝までは整備の手が入り階段などもあって迷いもなく行け滝下まで10分チョットで到着する。白滝を探したが滝らしきものはなく少し戻った場所奥のほうにピンクのリボンが見えた。藪をかき分け進むと過去に階段があったような形跡があるがほとんど朽ちて今は道さえ消えかけていた。5分ほどすると沢の流れが強く聞こえるので音を頼りに進むとたきが落ちている。しかし何の装備もしていないので滝下には降りられず一段目の滝壺までが背一杯であった。無理はせずにここで我慢をして引き上げた。

唯一の道の駅
唯一の道の駅
大きな駐車場
大きな駐車場
道の駅のマスコット
道の駅のマスコット
いつものパターン
いつものパターン
 午後5時30分今日の滝めぐりはこれで終了し道の駅近くの「潟上温泉」で一日の疲れを癒してから「道の駅芸能トキの里」で泊とする。数台の車が止まっていて県外のナンバーなので多分仲間かなー、などと思いながら一人宴会モードとする。なにやら太鼓や笛の音が聞こえてくる。6月12日は佐渡のあちこちでお祭りなんだろうか。

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