◇◇ 2008年 長野県〜山梨県 滝めぐりの思い出記録 ◇◇

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出発日  : 2008/05/16(金)〜05/17(土)
場  所  : 長野県茅野市周辺徘徊
行  動  : 単独

 週間天気予報を見ると晴天が続いている。悪い虫が体の中で動き始めてきた。長野県の滝めぐりオフが日曜日に行われるというがどうしても都合がつかないので似たようなコースを単独で巡る計画を立て、16日(金)に決行することにした。
 夜中1時に家を出て国道245号線で長野県佐久市方面に向かう。2時少し過ぎに群馬県下仁田町の「道の駅」に着いたが眠いので仮眠をとる。
目が覚めたら外は明るく午前5時30分になっていた。朝一番は茅野市、横谷渓谷にある「王滝」を目指す。国道299号線で「麦草峠」を越える。まだ周辺には雪が残っていて春を感じない。
国道に「王滝」の案内板があり曲がると大きな駐車場がある。ここから15分ほどで見ることが出来る。(前回は乙女の滝方面からここまで歩いたきた)

遊歩道案内板
遊歩道案内板

王滝
王滝
乙女の滝
乙女の滝

王滝の滝壺まで行けるようなことであったが、大きい岩がごろごろした場所からは一人では気が引けてまたの機会と観瀑台から眺めて帰ったきた。
 再び国道299号線に戻り茅野市方面へ進む。ホテルなどがちらほらと見えてきたあたりに「乙女の滝」の案内板が見える。細い道を進むとホテルの駐車場に着き車を置かせてもらう。午前9時少し前、階段を下りると正面にすごい迫力で轟々と落ちている。滝側面をよじ登ると裏見?のようになり綺麗な虹を見ることが出来た。久々の快晴のなか虹も見ることが出来ジックリと落ち着いて見入ってしまった。

乙女の滝
乙女の滝
乙女の滝
乙女の滝
乙女の滝
乙女の滝
乙女の滝
乙女の滝

 今回は八ヶ岳の中腹にある「醤油樽の滝」を見るのがメインで「金さん」の資料を基にやってきた。一度国道に出てから「フォレストCC三井の森」を目指して進むと八ヶ岳の硫黄岳登山に向かう分岐点に到着した。右に入り「夏沢鉱泉」「オーレン小屋」方面に走り出す。道は狭く凸凹になってくる、しばらく走るとアスファルトの道路に水が流れている。橋もあるが通常は水の中を越えて進むようだ。林道に入り5kmほど入ったろうか、もう登山口に近い場所に「醤油樽の滝」案内板が立っていた。見るとこの先の「天の岩戸」の裏あたりになっているようだ。ためしに行って見た。100メートル程までは道らしき跡があったが先には人の入った気配はなく鹿の糞ばかりが目立ってきた。やはりショートカットは出来そうにもない。

分岐点
分岐点
川の中を走る
川の中を走る
入り口案内板
入り口案内板
天の岩戸
天の岩戸

 鹿のテリトリーに進入したようでく、引き返して案内板の場所に戻って正規の遊歩道から歩き出す。丸太橋を幾つか渡り、6−8分も歩くと木でできた梯子が見えてきた。

天の岩戸
天の岩戸
鹿に出会う
鹿に出会う
丸太橋
丸太橋
木の梯子
木の梯子

約落差5m程の「一の滝」が見えてきた。周辺にはまだ雪が残っている。
梯子を上るとしばらく滑の沢が続いている。遊歩道は上りになるが危険と思われる場所にはトラロープが張ってあり安心感がある。

一の滝
一の滝
まだ雪もある
まだ雪もある
滑の沢が続く
滑の沢が続く
登りの遊歩道
登りの遊歩道

何箇所か急な場所もあるが全てトラロープが張ってあるので安心。途中に「二の滝」が見えたが帰りによる事にして先に進む。「醤油樽の滝」前では案の定間違えて崩れた崖を登ってしまった。先に進むと断崖になって進めずまた、慎重に下りて周囲を見渡すと対岸にロープが見えた。
ここで思い出した、確か金さんのレポの中にもルートを見失ったと・・・同じような過ちをしてしまった。
ループを頼りに登ると金属の梯子が掛かっていて下りた場所が滝壺になっている。

足元に注意
足元に注意
急な場所にはロープが
急な場所にはロープが
上から見た醤油樽の滝
上から見た醤油樽の滝
慎重に降りる
慎重に降りる

梯子を降りた場所は前衛の滝上で、間の違っても下に落ちないように。
滝壺から上を見上げると、いつか写真で見たような情景が目の前にある。面白い形をしているのと岸壁の赤いのが目に付く。

前衛の滝の落ち口
前衛の滝の落ち口
梯子
梯子
醤油樽の滝
醤油樽の滝
醤油樽の滝
醤油樽の滝
醤油樽の滝
醤油樽の滝
醤油樽の滝上部
醤油樽の滝上部
醤油樽の滝上部
醤油樽の滝上部
醤油樽の滝上部
醤油樽の滝上部

 本当に面白い形をしている醤油樽の滝。ジックリ観察した後は戻って「二の滝」へ下りてみた。岸壁に挟まれた場所で薄暗い。落差は10mと言われているが滝壺が埋まってしまったのか現状では6−7m程度に見える。
目的の滝群を見をわって入り口まで戻ると午後1時を過ぎている。車を止めた空き地でラーメンとおにぎりを食べてから林道をサヨナラした。

醤油樽の滝上部
醤油樽の滝上部
滝壺
滝壺
二の滝
二の滝
昼飯を
昼飯を

 途中で見残していた滝を思い出した。渋川の上流に「おしどり隠しの滝」を見忘れていた。明治温泉を目指して進む。旅館手前に駐車場があり、ここから歩いて2分程度で滝前に行くことが出来るお手軽滝だ。
国道299号線麦草峠付近を行ったり来たり、ロスが多い行動になってしまった。この後「八岳の滝」に向かう。

おしどり隠しの滝
おしどり隠しの滝
おしどり隠しの滝
おしどり隠しの滝
おしどり隠しの滝
おしどり隠しの滝
299号線麦草峠付近
299号線麦草峠付近

 稲子湯旅館を目指して進んで行くと途中にバス停が目に入った。隣には滝の案内板も立っていて5分で滝前に行けるお手軽滝だ。落差もあり目の前で見ることが出来る滝。ここはまだ春まで日にちが掛かるようだ。

バス停の看板
バス停の看板
八岳の滝案内板
八岳の滝案内板
八岳の滝
八岳の滝
八岳の滝
八岳の滝

写真を撮り終わり車の止めてある場所に戻ると寂しげに愛車が待っていた。
数分走ると「稲子湯」に着いた。看板には「長野県の秘湯の会々員」だと言うので少し早いが入湯することに。入湯料600円で平均的な料金、湯はかなり個性的で鉄分が多く含まれているようだ。コップが用意してあったので口に含んでみると錆びた釘を舐めているようであった。

八岳の滝
八岳の滝
八岳の滝
八岳の滝
寂しく待っている愛車
寂しく待っている愛車
稲子湯
稲子湯
長野県の秘湯
長野県の秘湯
 

 美味しそうなアイスクリームを湯上りに食べる・・・最高に至福のときである。気分良くしたところで本日の徘徊は少し早めに締めとする。この後は中途半端な計画でやって来た明日の予定に向かって山梨県の「道の駅 白州」を目指す。

つづく
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