◇◇ 東北の旅 思い出記録 ◇◇
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出発日: 2003/10/02(木) AM 7:00

岩木山付近の出来事 本日も朝早くからの朝食となり食堂のおばちゃんがいやな顔をしている。どうもフロントから話が良く伝わっていなかったのか、広い食堂に我々だけで食べている。さっと朝食を終わしてAM7:00に宿を出る。今日のドライブは長距離になるのだ。十和田湖を半周して国道102号線−339号線を北上する。そして鯵ヶ沢町にある「くろくまの滝」から竜飛岬まで一周を予定している。天候は相変わらず朝のうちは青空が見え天気が良いように思えるが雲の動きが早い。弘前市から五所川原市の間はものすごい「りんご畑」が続く。車から手を伸ばせば1個2個は取れそうな感じでなっている、横目で見ながら一路鯵ヶ沢町へ・・・。岩木山にだんだん近ずくにつれ前方に大きな虹の橋が掛かった。行く方向にまた雨が降っているに違いない。そんな思いを胸に抱きながら鯵ヶ沢町に入った。コンビニで場所を聞いてみた。「もう少し行くと看板が出ている」とのこと。ところで東北のコンビニは丸にKの字の看板が出ている。サークルKと言うらしい。店の中身は7−11と同じようだ。ここで昼食を調達する。町を過ぎたころに滝の行き先の看板があり、曲がって進める。この頃からまた雨が強く断続的に降る様になって来た。
赤石川と平行に30分も進めると「くろくまの滝」の駐車場に着く、トイレも完備されている。ちょうど雨も止んでくれた。資料では15分も歩くと滝に着くとあるので早速歩き始める。遊歩道は広く整備され、楽に行く事が出来た。
くろくまの滝 カメラをセットして写真を撮り始めたところ、突然大きな雷が発生しゴロゴロドッカ−ンと来たもんだ。雨もポツポツからバシャバシャと降るようになって来た。撮影どころではない。雷にビックリしてあわてて駆け足で車まで戻った。この間7−8分、雨もいっそう激しくなっている。写真は2枚撮ったのみで、山を降りることにした。帰りの道はワイパーが追い付かないほど雨が降っていて前が良く見えない、慎重にゆっくりと進む。とっとっところが目の前が土砂崩れで道路に土砂と岩があふれているではないか。「やばい」心の中では落ち着け落ち着けといっているのだがやっぱりやばい。ここに来る途中にも2か所ほど泥水があふれ流れていた場所があったので前後崩れたらどうしようと頭をよぎった。とりあえず滝の駐車場まで戻ることにして、それから次の手を考えることに。 七つ滝 駐車場に着き携帯電話で町の警察に電話しようとしたが「圏外」となっていて連絡できない。地図を見直し、山越えをすると弘前市に出る道がある。この雨の中怖いが一か八か山越えを決断する。途中で向こうから山越えして来た車に出会い、止めて通行不能を知らせる。ここで車が来たのであるから、行ける筈だと自信が沸いてきた。山中を1時間30分程度走ったところでやっと広い道に出た。観光バスが何台も止まっている。
ここは「暗門の滝」がある場所である。しかし、カラガラ逃げてきた我々にとってはすでに戦意喪失、チャレンジする気力はなかった。恐らく我々夫婦にとって10月2日が忘れられない一日となるに違いない。簡単に昼食をとって弘前市に向かった。また339号線に乗り、竜飛岬を目指して進む。予定より1時間遅れとなっている。
竜飛岬 しばらく道なりに進むと十三湖が見えてきた。ここで少し休憩タイムとする。小泊村に入り、海岸沿いで「七つ滝」の看板発見、道路沿いを注意してみるとドカ−ンと右側に現れる。日本海の潮風にあおられて滝が踊っているように見えた。
ここまで来ると、竜飛はもうすぐだ、運がいいのか悪いのか青空がまぶしいほど明るい。ロシアか話題の北〇鮮が見えそうだ。チョット進むと展望台があり、北海道が見えた(多分)。竜飛岬に着くとまずすることは「チャチャチャチャ−ンで始まる津軽海峡冬景色」を聞くことである。また階段の国道などのんびりと見て回ることが出来た。本日はここまで。実は車を購入するときに寝泊りできるように、この日の為にワンボックスカーを購入した。ここで始めて利用する計画だ、布団と寝袋が活きてくる。温泉を探して入る。

出発日: 2003/10/03(金) AM6:30出発

七滝 いつもより目が覚めるのが早い、少し早いが車を東北自動車道に進める。一気に小坂インターまで行き、降りて「七滝」を見ようというのだ。途中ガソリンをいれ、トイレによって、コンビニで朝飯の調達をする。 七滝は県道2号線を走ると、道路沿いから良く見える。反対側には大きな食堂、みやげ物屋があり、観光客もどんどん来るのだろう。朝も早かったのでまだ観光客はいなかった。
ぼちぼち帰りのモードに入っている為、みやげ物の調達をしないといけない。高速にのらないで国道282号線を走ることにする。大きなみやげ専門店があり、そこで東北の名物を購入する。
不動滝 りんごも多少購入したが、群馬県のスーパーでも変わらないのだそうだ。自分で食べる分だけ買って店を後にした。十和田インターから高速に乗って、安代インターまで来て桜松神社の不動滝の探索となる。やはり滝100選となっているだけあり、案内板は完備されている。 スムースに行く事が出来た。神社が昔からの由来があり、信仰も強かったのだろう。立派な社と滝までの歩道も整備されている。滝そのものはあまり目立たなく平凡な滝だ。この滝を撮影して今回の滝探索旅行は一応完了した。
松島のかもめ この後は陸中海岸を通り、浄土が浜周辺をのんびりの計画であったが、ここで始めて予定変更の意見が出た。急遽変更して松島見学となる。遊覧船で松島湾一周し約一時間、かもめが「カッパえびせん」に飛びついて来る光景どこの観光地でも同じように見られるものだ。あんなに食べたら脂肪分が増えてそのうち飛べなくなるのではと心配する。陸に上がり、昼食は名物の牛タンで食べた。これで全て消化して、矢板インターあたりで降りて温泉など入って帰る。家に着いたのはPM9:00であった。非常に疲れたが充実した日程であった。ちなみに今回の旅行走行距離は 2350キロメートル でした。

=-= 完 =-=
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