◇◇ 東北の旅 思い出記録 ◇◇
戻り 次へ
Page 2-1

出発日: 2003/09/29(月) AM 1:00

三階の滝夜中に東北自動車道の館林インターから宮城県に向かう。夜明け前には蔵王の三階の滝に着く予定だ。途中SAに2か所ほどよってよって時間調整をする。それでも暗いうちに着いてしまい、車の中で一時間弱休み明るくなるのを待つことにした。うとうとして目が覚めると、すでに6時30分、外は明るく所々青空が見える。早速展望台に行くと、目の前に今まで見たこともない緑の中に一筋180メートルの三階の滝があるではないか、天候が良かったことも相まってすばらしい眺めだ。しばしうっとり眺める。横を向くと不動滝もきれいに見える。これだけ遠いと望遠500mm位が欲しいね、私の場合はこれがせいっぱい。

秋保大滝撮影後、秋保大滝に向かう、数年前に一度見に来ているので地理的には分かっているが今回は滝壺に行ってみたい。県道62号線を進んで大滝入り口の植物園より手前を右に曲がり橋を渡ると15台程止まれる駐車場がある。そこから階段を下りて5分程度で滝壺にいける。写真を撮ってるうちに上部の展望台からも撮って見たいと思い、車で神社のほうへ廻り滝の上部より数枚撮影する。駐車場近くの看板に「上流に姉滝」がとある。二口温泉より1キロメートル程度進むと左側に「国指定記念物」の大きな看板があり寄って見たが小枝で良く見えないが一応写真は撮ってきた。次の目的地が遠いこともありさっと見て出発とした。

川原毛温泉高速道路に入り、横手JCTから湯沢インターへと進む。インターを降りてしばらくしてからどうも方向が違うようだ。勿論カーナビで設定してあるので安心して進んでいるのだが、車を止めて調べると、目的地はあっているらしいが遠回りになっているようだ。傷は浅いうちに処理しようと来た道をインター出口まで引き返し再設定をした。大幅に遅れてPM3:30川原毛地獄/温泉に到着する。結構山に登った。ここに大湯滝があり、お湯が滝となって流れ、天然の温泉となっている。早速入る、気持ちがいい〜。私のほかに10人程入っていた。この辺は標高も高いせいか紅葉も綺麗だ。温泉もよし、紅葉も良し、満足満足。

さて、時間もPM5:00を過ぎぼちぼち一泊目の旅館に向かうことにする。場所は出来るだけ次の滝「法体の滝」に近い上笹子(県道70号線)にした。

出発日: 2003/09/30(火) AM7:00出発

法体の滝一泊目は旅館選定が失敗だった。夕飯がなんと寂しい事か、全部冷たい、我が家でも一点くらいは温かいおかずがあるものだ。トンカツは薄切りのハムのように薄い。最近では珍しいカツに出会った。まっ、しょうがないか安いんだから・・。
旅館から30分ほどで「法体の滝」に着く。ここは紅葉のシーズンにはちと早いようだ。時間もAM7:30だ〜れもいない、旅館を出たときは青空があったが、今は雲でいっぱいになりポツポツと雨も降ってきた。今回は完全装備で来ている。カッパに長靴、寝袋に布団、ロープも100メートル。何があっても怖くないはずだが。
滝の入り口には大きな食堂、みやげ売り場などがある建物。前には広〜い芝生の公園があり、紅葉祭りなども行われるようだ。滝の横には赤い橋が印象的だ、この橋を渡り100メートルほど登ると滝を上から見られる展望台がある。滝壷から見るのとは違った印象を受けた。水量もあり立派な滝である。
次に檜山滝に行こうと工事の人が来たので場所を聞いてみた。知らないという、また、食堂の女将がやってきたので聞いてみるとやはりわからないと。諦めてまた湯沢インターに乗り角館町を通り田沢湖に向かう。

見返りの滝途中抱き返り渓谷の中に幾つかの滝がある。抱き返り渓谷の入り口に駐車場があり観光バスも来ていた。遊歩道は良く出来ているが一部注意が必要な場所もある。歩いて30分ほどの場所に滝があり観光バスで来ている人もこの辺までは来るようだ。滝は2段になっていて上部に特徴があり飛び出た水は一度岩にぶつかり、その後滝となって落下している。この先約4キロメートルほどにも千寿の滝があるがそこまでは時間的に行けなかった。

タツコ像本日の滝は2つのみ、田沢湖に向かい、通り越して乳頭温泉に進む、鶴の湯温泉近くでPM3:00を超えてしまった。看板にはPM3:00までと書いてある。間に合わず変更して妙乃湯でお世話になる。700円だったかな、素敵な温泉だった。また露天風呂で上を見ると紅葉で黄色に輝いている葉と空の青さと白い雲で、すばらしいコントラストとなっておりちょっぴり感動。山を下りチョット田沢湖を半周し観光気分でタツコ像と記念撮影。ここで本日の終了、田沢湖畔の宿に向かう。さて本日の夕食はどうか、遠くまで来ているのだから地元の料理も食べたいね、ようやく旅館らしい料理が出てきた。これで安心、なにしろ奥さんに怒られては大変だ。夕食後、明日の出発時間の調整をして寝る。

出発日: 2003/10/01(水) AM7:00出発

安の滝さて、今日の天気はどうだろう、東北に来てなかなかいい天気に恵まれない。毎日が朝は晴、昼は曇りのち雨のち雷、夕は雨のち曇り、こんなのが続いている。いよいよメインエベントの滝に出会える日が来た。旅館を出発して約1時間、阿仁町の「安の滝」を見る。標識に従って右に曲がり途中から砂利道となり、道幅も狭くなってくる。しばらく進むと駐車場に出、奥の駐車場に止める。トイレもあり、杖も15本程度置いてあるので借用して山に登る。数人と一緒に登っていく。40分ほど歩くと彼方に滝の上部がちらちら見えてくる。写真で見たとおりだ、滝の上部はすでに紅葉している、水の白さがいっそう映えて見える。隣に白糸の滝があるが水量が少ないのと小枝で写真を撮れなかった。じっくりと堪能して「安の滝」を去った。

一の滝この後、幸兵衛の滝やら一の滝などあるのだが時間もあまりないので一の滝まで行くことにした。標識に従い一の滝へ、歩いて10分ほどで着いた。なかなか立派な滝である。独特な岩をはうように流れ落ちています。落差も20メートル以上か、この先に滝があるのを知りながら山を降りるのは寂しいが次の予定もあり、奥入瀬に向かって出発する。途中「おーいしさん」からのアドバイスで山肌に滝が見えるとのことで林道を通り国道341号線を目指して進める。しばらく走ると、左手の山の中腹にながーい滝が見える。遠い遠い300ミリの望遠ではだめだった。しっかり見ておこう。

銚子の滝十和田湖方面に向かう。途中大湯川の滝2つを見て奥入瀬渓谷に入る。平日でも観光客が多い、さすが有名観光地、でもまだ紅葉にはちと早い、またここでも雨である。銚子の滝を始めとして数多くの滝が存在する。下るようにして遊歩道を歩き目に見える滝は全て撮影しようと思い意気込んで行ったが雨のせいかついつい足が速くなる。滝は7つしか撮影することが出来なかった、計画の半分だ。雲が重く垂れ込めている。PM5:30ほどでもう薄暗い。3日目の旅館に向かうことにする。本日は国民宿舎だ、着いて見渡すとロビーにパソコンが置いてあり、インターネットが繋がっていた。早速、「おーいしさん」にメールを発信してみた。でも他人のパソコンは使いづらいね、私の設定が特殊なのか。さあ、いっぱい食らって寝ましょう。


戻り 次へ





inserted by FC2 system