◇◇ 九州地方の滝めぐり(帰り道の中国地方) ◇◇ |
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全日程: | 2008/03/23(日)〜04/10(木) |
場 所: | 鳥取県・福岡県・佐賀県・長崎県・熊本県・鹿児島県・宮崎県・大分県・山口県・広島県・島根県 |
行動日程: | 4月5-4月10日 13-18日目 帰り道の中国地方 |
錦帯橋から国道2号線で広島県に入り、宮島の観光とする。日曜日のためと天気が良いので観光客も多い。 船に乗って「宮島」まで。土産物屋さんを通り抜け「厳島神社」手前で体調がおかしいのに気がついた。奥さんに「この道は坂で下っているのかなー」と聞くとそんなことはないという。どうも目が廻っているようでふらふらする。ベンチに腰掛けて30分ほど休憩をした。糖分が不足気味なのかしばらくしてから「紅葉饅頭」を食べたり天ぷらを食べたりしているうちに直ってきた。 神社の中では結婚式が行われている。観光客も祝福しているようだっだ。が私にはアノ場所でやる勇気はないと思った。 |
宮島の鳥居 |
遊覧船1 |
宮島の鳥居正面から |
宮島の五重の塔 |
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金さんの好きな五重塔がそびえたっている。朱色と桜の色とのコントラストが良くいっぱいのカメラマンが撮影をしていた。一通り観光してまた船に乗り本土に戻る。 これで、出発前に計画していた観光は大体見ることが出来た。日程も大雨も降らなかったため順調に進み満足である。 この後、前回の中国地方の取り残しがあるので、これからやっつけに行く。山陽自動車道、広島自動車道、中国自動車道で「三次IC」まで進み国道54号線で島根県に向かった。「道の駅 頓原」で午後5時ごろとなり、頓原温泉に入って本日はここでP泊とした。 「4月7日」(月) 朝、雨音で目が覚めた。車の屋根にトントンと叩くように降っている。天気予報どおりだ。これでは目的地に行けないと本日の計画を全面的に変更して、のんびり観光に切り替えた。奥さんが行ってみたいと言う「世界遺産指定の石見銀山」に向かう。私は前回に見ているのでガイド役である。到着したころには雨も小降りとなり、駐車場から歩いていくことにした。20分程度歩くと鉱山入り口に到着する。ここにボランティアの人がいて「石見銀山の歴史を説明してくれる」と言うので5分程度話を伺う。 |
宮島の五重の塔 |
鹿の多いのにびっくり |
石見銀山の入り口 |
鉱山内部 |
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洞窟に入って20分程度で終了し、またもとの駐車場まで戻る。車で少し下ると土産屋が数件あり、珍しいものがないか見て廻る。 この後は、出雲大社に向かい建物と周辺の見学をする。テレビなどで見る大きなしめ縄を見る。太い、でかい、重たいの三拍子。 |
鉱山内部 |
絵巻ので説明 |
出雲大社 |
拝殿 |
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出雲大社も見て、この後見る場所は・・と地図上で探したが見当たらず島根半島の先端に民謡でおみじみ?の「関の五本松」の民謡発祥の地があるというので行ってみた。 着いて見ると結構登るようだ。きっと昔は栄えたのだろう、登りにはロープウェイがあり山頂まで500円と書いてある。・・今では見に来る人もいないようで止まったきりになっているようだ。20分ほど歩くと山頂に着いた。山の上には美保神社があり、そこに「関の五本松」が植えてある。・・・なぜ五本松の言うかと・・・・民謡を聞くと分るかも。 こんなドライブをしていると夕刻となり、今夜は明日の準備に便利な島根半島にある。新しい「道の駅 本庄」でP泊を取る。この道の駅はファミリーマートがあり何かと便利であった。明日の天気は快晴になると言う。一日待ってよかった。 |
しめ縄が印象的 |
関の五本松 |
関の五本松 |
夫婦岩 |
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「4月8日」(火) 今日は隠岐の島だ。七類港に朝7時ごろ着くように道の駅を出発する。港に着くと駐車場にはぎっしりと車が止まっている。駐車場所を探して、ここで朝飯とした。時間までしばらく休憩である。 8時過ぎに乗船の受付に行くとすでにはじまっていた、まだ出発まではだいぶ間がある。 9時に出発して西郷港に着くのは11時25分、帰りの便は午後3時10分であり、中身は3時間30分ほど島にいる計算で来た。島に着くと予約しておいたレンタカーやが紙に名前を書いて待っている。直ぐに手続きを済ませて、いざ出発、もちろんレンタカーの人には行く先を知らせてある。カーナビもついていて、既にメモリーがしてあった。島の外周を時計方向へと進む。カーナビ任せである。 途中で右に曲がれと指示が出る。進んでいくと山道がだんだんと狭くなり、道路には土砂崩れの後があってかたずいていない。自動車が通った後はある。軽自動車がやっと通れる程の道幅が出来ていて、土砂でぬかるんでいる。だんだん心配になってきた。今回は時間制限もあり、のんびりと出来ない。カーナビの地図を縮小してみると確かに滝のほうへ案内をしている。間違いではないが、この道は通行止めにならないかが心配であった。轍に入ると車の腹が着いている。止まったらどうしよう・・・こんな感じで進んでいくとやっと道路沿いに滝の案内板が出てきた。 |
連絡船 おき |
船内はごろ寝 |
島で借りた軽自動車 |
壇鏡の滝案内板 |
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滝入り口には石で出来た「日本名水百選 壇鏡の滝」「だんきょうのたき」とある。これで安心した。ここに車を止めて神社のある滝前まで歩いていく。那久川に懸かかり神社の左右に滝は落ちていて、岩肌に違いのあるのが面白い。どちらも落差があって見ごたえがする滝、山奥でもあり神聖な感じを受けた。出来ればもう少し水量が欲しかった。 左を雌滝といい落差35メートル、右を雄滝といい落差約45mの雄滝である。また、この滝水は「名水百選」にも選ばれている。 |
滝入り口の表示 |
正面に神社 |
壇鏡の滝 雌滝 |
壇鏡の滝 雌滝 |
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壇鏡の滝 雄滝 |
壇鏡の滝 雄滝 |
壇鏡の滝 雄滝 |
壇鏡の滝 雄滝 |
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車に入っている地図を確認すると来た道はほとんど使用されていないようで、地図には迷いやすいので行かないように、と書いてあった。普段は都万の町から入るようにと記してあった。帰りは地図どおりに山を降りると難なくあっという間に降りてしまった。半年前の大雨の被害が未だに整備されていなかった感じを受けた。こんなどきどきをしながら戻ると3時間はあっという間に過ぎ去った。また船に乗って午後5時35分に七類港に到着。国道431号線で鳥取県に入り弓ヶ浜に温泉があるので入っていく。周囲を見渡すとレストランが何軒もありここで食事をすることにした。ちょうど海辺のすし屋さんがあり満腹にする。 この後は国道を走り「道の駅 赤碕」によってP泊とした |
途中の池によって見た 平気でよってくる |
あっという間に帰り船 |
隠岐の島さよなら |
天橋立 |
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「4月9日」(水) 海べりの国道9号で北上し途中から178号線、312号線で「天橋立」までやってきた。海なしの群馬県人は海を見ているだけでわくわくするもんで、海岸線は楽しい。 駐車場はどこも有料で500円から1000円までまちまちである。ちょうど車で入った場所が近いとはいえ800円の場所で、バックするのにも大変なようでこの場所に落ち着く。 |
天橋立内を散歩 |
天橋立 |
アサリ取の漁師 |
アサリ取の漁師 |
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天橋立を3分の一ほど歩いてみた。いろんな看板が立っている。また釣りをする人、地元の漁師などさまざまで、近場ではアサリをとっている人が数人いた。この海域はアサリが有名のようだ。 歩き飽きて、今度は天橋立の全容を見ようとケーブルカーで山に登ってみた。すると対岸まで見渡せる。 頂上にレストランがあるので入ると、先ほど目に留まったアサリの料理が献立にある。アサリの串揚げ、アサリ丼など、良く「名物にうまいものなし」などと言うが結構うまく食べることが出来た。きっと此処ならではなのだろう。 |
岩見重太郎の碑 |
天橋立を上から |
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ここでも桜が満開、つつじも咲き始めていて周囲も綺麗であった。此処から逆さになって股から景色を見るとなんとやらとか、石の輪をくぐり抜けるとなになにとかあったが頭に入らない。 日程も計画通りになってぼちぼち群馬に戻らなくてはならない。この後は観光もなく、ただひたすら北上のみで、京都から名神高速道路と中央自動車道に乗って岐阜県中津川市まで走った。走り慣れた国道19号線で長野県に向かう。 |
天橋立を上から 逆さに見ると・・ |
天橋立を上から |
天橋立を上から |
長野県の道の駅 |
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「4月10日」(木) 最後の泊を岐阜県坂下町にある「道の駅 きらら坂下」にP泊とする。ここも意外と静かな場所になっていてトラックなども少ない。また雨が降ってきた。今回は行きと帰りが雨となり中間はまあまあで、おおよそスケジュール通りである。岐阜県、長野県から国道254号線で群馬県に入り途中で「温泉 荒船の湯」に浸かって最後はゆっくりと帰ってきた。長かった旅も無事終了することが出来き、ちなみに今回の走行距離は5,670キロメートルであった。 追記 2008年4月1日からガソリンの税金が変更となり値段が大幅に下がった。鹿児島県で恩恵を受けることになり1リットルが120円前後となってうれしい。3月度の高い場所では158円の場所もあり、その差は1リットルで38円もの開きがある。家計が助かったのは言うまでもない。出来ればこの値段で進んで欲しいものだ。 | |||
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終 了 |