◇◇ 2Gが行く滝100選の旅 思い出記録 ◇◇
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出発日  : 2005/11/22(火)AM 11:30出発 〜 11/25(金)PM7時45分帰宅
コース  : 一日目 神奈川県早戸大滝〜 二日目 岐阜県根尾の滝・養老の滝巡り
走行距離 : 1,042キロ

一日目(22日火曜日)  夏ごろから早戸大滝行きを考えていたが昨年の台風で林道に土砂が崩れて通行止めとなっているため、歩く距離が大幅に増え二の足を踏んでいた。ちょうど滝〇〇グループの計画を知って同行を計画したがそれもかなわず、独自で行くことにした。そんな状況を見て(聞いて)いつもお世話になっている「金さん」が道案内をしてくれると言うので迷わずお願いにあがった。23日の午前7時に約束をして出発をする。
もろもろの用事を済ませて22日午前11時30分に我家を出発し丹沢のお手軽滝を2−3廻って、落ち合う周辺にねぐらを見つけ待機することにする。
日中の行動は思うように進まず「塩川の滝」に着いたのが午後3時30分程になってしまった。駐車場から3分とお手軽であるが、どうして立派な滝であった。
この時期、午後4時近くになるともう薄暗くなってくる。第一日目はこれで止めて金さんと落ち合う場所の近くまで行くことにする。宮ケ瀬湖に掛かる「虹の大橋」周辺の駐車場に向かう。初めに虹の大橋手前の大駐車場に入り明日の準備をして寝る体勢にはいった。

することないので寝袋に入り、うとうとし始めた頃、窓ガラスを「コンコン」と叩く音で目が覚める。思わず飛び起き窓を見ると警備員が「午後7時になると鎖で駐車場を閉めます」と言う、これは大変、駐車場から追い出され橋の近くにある駐車場へ移動し寝る体制に・・ところが、午後10時を過ぎた頃から車がバリバリと音を立て通り過ぎる。夜中ずーとこの調子で「ローリング族」とか言うやつか、はた迷惑な奴らだ。ジッと我慢をしているうちに寝入ってしまった。
塩川の滝駐車場

塩川の滝駐車場
太鼓橋を渡って・・

太鼓橋を渡って・・
塩川滝のいわれ

塩川滝のいわれ
階段を登ると目の前に・・

階段を登ると・・
滝上部UP

滝上部UP
塩川の滝

塩川の滝
 

二日目(23日水曜日)早戸大滝に向かう
 朝6時チョット前に目が覚める。やっと明るくなり始めた頃で昨夜の車の音が耳に残っている。
お湯を沸かして朝飯の準備に入る。今日は「パンとうどん」みかん・バナナなどにした。食べ終わらないうちに金さんが2シ−ターのベンツでやってきた。手短に荷物をまとめてベンツに乗りいざ出陣。

林道を進み国際マス釣り場を過ぎゲートも開いている、どんどん進みマス釣り場の上流に橋がありその場所に車一台が置けるスペースがあったのでここに止める。この先にも行けそうな雰囲気であったが土砂崩れで通行止めになっていると言う、とにかく歩いて登山口にある看板まで進もう。5分も歩くと以前に崩れた場所があったが土砂は取り除かれて車の通行に問題ないようになっていた。
登山口にたどり着くと2台の車が止まっている。来る前はゲートから2時間ほど余計に歩くのを覚悟してきたがこれで大幅に時間短縮が出来た。午前7時38分登山道に入る。
車を置いて歩き始める
車を置いて歩き始める
土砂崩れの後
登山口看板の場所
登山口看板の場所
案内板

案内板
登り始め(鹿よけのネット)
登り始め
(鹿よけのネット)
造林小屋へ
造林小屋へ
ここまで20分
丸太橋
丸太橋
ここまで30分
第2の丸太橋
第2の丸太橋
ここまで45分
こんな場所もある
こんな場所もある
8時20分、雷平に到着。ここでしばしの休憩とした。沢の合流点であり左が早戸大滝、右が雷滝だ。
ここからは河原歩きとなり何回か右・左と沢を渡りながら進。周囲を見渡すとリボンが木に結んであるのでしっかり見ながら進む。沢は私と金さんが渡れる程度で想像にお任せ。しばらく進むと右側に段瀑があらわれる、ここまでで80分ほど掛かった。残りはもう少しだ、ここから20分ほど進むと上の方にチラチラと見えてくる。
撮影場所は金さんから教わり「滝下の大きな岩の上からが良い」と言うことで岩によじ登り写真を撮る。金さんは先に上部の撮影場所に・・・。今回はここが一番の難所であった。ロープを使用して10メートルほど一気に登る。木の根っこなども掴みながらとなるが急坂の為、体の一部が縮む思いであった。ここで改めて思うことは、この程度で大変な思いをするのであるから東北の「茶釜」は爛漫には無理だなーと思った次第。
さて、撮影した後は雷平まで戻り、雷滝に向かうことにする。
雷平から左の沢へ
雷平から左の沢へ
右側に滝が落ちている
右側に滝が落ちている
リボンはしっかりと確認
リボンはしっかりと確認
こんな場所もある
こんな場所もある
やっと到着<br>沢から撮影
やっと到着
沢から撮影
最大の難所
最大の難所
よじ登って撮影
よじ登って撮影
一気に雷平まで
一気に雷平まで
沢の右側にしっかりした踏み後があり見失わないように進。所々にリボンもあるので踏み後とともに参考にしながら前進する。20分もすると「大岩の滝」があらわれるが言われないと見逃してしまいそうである。
一ヶ所のみ写真のようなアドベンチャーがあり変化にとんだ道筋である。雷平から約40分で目的の滝に到着した。写真では見ていたがやっぱり実物はいいものである。また、対岸を見渡すと絶壁の中間で誰も手を出せない場所に大きな大きなスズメバチの巣を発見。
ここで11時を少し過ぎ早めの昼食とした。いつも思うが滝前の飯は旨い。10分ほど座って食事をしていると寒くなってきた。空を見上げるといやな感じの雲が流れている。充分に堪能したので引き上げに入る。帰り道は来た道と違うようではっきりと踏み跡がついている。どうやら帰り道が常道のようで戻りのテンポは速い、前を行く金さんに追い付くのが大変なほどだ。雷平〜伝道の登り口までポンポンと帰って来た。また下の写真で伝道の登り口付近に滝が落ちている。
ここまで来ると安心感が湧き周囲の紅葉など眺めながら林道を歩く。思ったよりも早く12時半過ぎには橋付近に止めたベンツまで戻ってきた。
大岩の滝1
大岩の滝1
大岩の滝2
大岩の滝2
ちょっとアドベンチャー
ちょっとアドベンチャー
アドベンチャー2
アドベンチャー2
雷滝1
雷滝1
雷滝2
雷滝2
伝道沢付近の滝
伝道沢付近の滝
5時間ぶりのご対面
5時間ぶりのご対面
山を下る帰り道に早戸川沿いに滝が落ちている。側には「三日月橋」があり三日月の滝と言うそうだ。もう少し水量があると楽しめるのだが替わりにちょうど紅葉真っ盛りで綺麗であった。
時間もまだ早いので金さんに誘導していただき「えびら沢F1の滝」に向かう。道志川沿いをしばらく進み、後はついて行くのみ。すると広場に着きその奥に滝が落ちていた。滝壷までは簡単に下りることが出来撮影できた。左を見ると一筋白く細い滝が落ちていた。この時期しばらく雨も降っていないので水量も少なめだが雨季などはしっかりとした滝になるのであろう。

ここで金さんと別れることになる。次に行く予定の滝を話しアドバイスを受けて別行動となる。この場所から数キロの場所に「大渡の滝」があり道路沿いに空地があるのでそこに車を止めてつづら折の坂を下りると滝がある。ここは私有地で管理釣場となっていて車で行くと有料となる。坂を下り5分もすると滝を見ることが出来る。但し帰りはキツイ坂をハアハアしながら登る事になるので体調に合わせて有料にするかどうか考えると良い。
2キロほど走ると「志道7滝」がある。2005/11月現在、橋を工事中で手前に車を止め、欄干伝いに橋の中央まで行くと遠方に滝が見える。橋の下を見るとアスファルトの道があるのだが近くによると見えないかもしれないのでこの場所で写真を撮る。ちょうど太陽が滝を照らしていた。時間は午後3時過ぎである。
三日月の滝
三日月の滝
えびら沢F1の滝
えびら沢F1の滝
えびら沢F1の滝UP
えびら沢F1の滝UP
えびら沢F1左の滝
えびら沢F1左の滝
大渡の滝手前の橋
大渡の滝手前の橋
大渡の滝
大渡の滝
志道7滝
志道7滝
雄滝
雄滝
雌滝
雌滝
雄滝・雌滝は道志道沿いに案内板があった。道路の右側に数台の止められる場所があり、ここに止めてカメラ片手に約5分ほど歩いていくと滝が落ちている。正面に雄滝・左側に雌滝があった。ここは道路から近い為、結構観光の人が立ち寄るようだ。時間は午後4時近い為薄暗い。安易に三脚も持たずに来てしまった。やむを得ず周辺の岩にへばり付いてブレを覚悟で撮影した。
ここで今日の滝巡りは終了とする。この後近くに「道志の湯」があると案内板があり神奈川の疲れは神奈川で落としていこう。ゆっくりと湯に浸かり、夕食を頼んで本日の行事を終了にする。次の目的地は「根尾の滝」である。カーナビで距離を確認すると180キロもある。時速30キロで6時間の計算となり、夜中の1時となりそうだがとりあえず午後10時ごろまで走り、見計らってねぐらを探そうと出発。国道20号から19号へ、長野県木曽郡楢川村「道の駅木曽ならかわ」へ午後10時ごろに着きここで泊とした。
 

つづく
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