◇◇ 北海道の旅 思い出記録 ◇◇
戻り  次へ 
Page 2-1

出発日  : 2005/08/16(火)AM 08:00出発 〜 8/26(金)PM1時30分帰宅
行きコース: 新潟県直江津港〜北海道室蘭港 道内巡り
帰りコース: 北海道函館港〜青森県青森港 十和田湖周辺見学〜国道4号帰宅
走行距離 : 3,752キロ

 北海道に遊びで行くのは始めてだ。新潟県の直江津港からフェリーで行くことに決めた。途中に妙高山にある「苗名滝」にも寄ってみる。昨年にも寄ったのだが水量が少なく淋しそうな滝だったので豪快な流を見たかった。
今回はいつもよりも長めの旅となるので、より一層楽しく旅が出来るように色々考えてみた。連れ合いが行けないとのことなので替わりを考えなくてはならない。そこで寝食を共にしてくれるパートナー探しをするために長野県にあるホームセンター「カインズホーム」に立ち寄った。

安価なCDコーナーで「中森明菜」のCDが目に入った。迷わずを購入し共に旅をすることに決めた。私の年代ではちょうど良いところだろう。約10日間「明菜」と昼も夜も一緒の北海道旅行が実現した。(大爆笑)

「苗名滝」は予想通り素晴らしい流を見せてくれた。今回は滝の両脇から写真を撮ってみた。
フェリーの出発はPM11:50、初めて利用する舟だが実物を見てその大きさに安心感が持てる。乗ってしまえば明日の午後16:40まですることがない。ゆったりとした旅のスタートだ。サラリーマン時代には考えられなかった時間である。

新潟県苗名滝

新潟県苗名滝
新潟県直江津から

新潟県直江津から
壮瞥の滝

壮瞥の滝(壮瞥町)
昭和新山

昭和新山
到着するとまだ明るいので「洞爺湖」に向かい「壮瞥の滝」を見る。昭和新山も目の前にあるので行ってみたが時間が遅かったせいか店も閉まっている。観光客もダーレもいない。薄暗くなってきたので近くにある「道の駅 そうべつサムズ」で第2泊目とする。(8月17日)

キムンドの滝

キムンドの滝(壮瞥町)
草月の滝

草月の滝(洞爺村)
三階の滝

三階の滝(大滝村)
トーテムポールの広場

トーテムポールの広場
(大滝村)
インクラの滝(滝100選)

インクラの滝(滝100選)
(白老町)
白扇の滝

白扇の滝(恵庭市)
三段の滝

三段の滝(恵庭市)
ラルマナイの滝

ラルマナイの滝(恵庭市)
今回の旅は炊飯器具を用意してきた。夕・朝ともコーヒーを飲みながら食事が出来る。材料は群馬のスーパーでレトルト食品を日程分準備してきた。食事の後は洞爺湖周辺の滝巡りから始め、今回の一番目玉である「インクラの滝」を見るまでが予定となっている。資料では滝までの道が大変である・・などとあるので気を引き締めての挑戦となる。
砂利道を数キロ走り、滝入り口には東屋もあり分かりやすい。早速、藪の中を掻き分けるように入っていく、踏み後はしっかりと付いているので迷うことはないだろうが獣が出てきそうな場所である。私は今回運動会などで使用する「笛」を持ってきて適当な間隔で吹きながら進んだ。40分ほど沢沿いを歩くと滝正面に出る。写真で見たあの滝の姿だ。壁面の模様と直瀑の雄姿がなんとも素晴らしい。
恵庭市―岩見沢市―三笠市まで進み「道の駅 三笠」で3泊目とする。ここまで進むと次の「羽衣の滝」や「流星・銀河の滝」が近い。(8月18日)

三段の滝

三段の滝(芦別市)
白髭の滝

白髭の滝(美瑛町)
白金不動の滝

白金不動の滝(美瑛町)
羽衣の滝(滝100選)

羽衣の滝(滝100選)
(東川町)
銀河の滝

銀河の滝(上川町)
流星の滝

流星の滝(上川町)
流星・銀河の滝(滝100選)

流星・銀河の滝
(滝100選)
流星・銀河の滝(滝100選)

流星・銀河の滝
(滝100選)
北海道には「滝100選」に選ばれた滝が6つもある。大雪山国立公園内に落ちている滝とその周辺の滝巡りをする。「三段の滝」は道すがら道路沿いにあった滝で予定外であった。他は計画に入っている滝である。
「羽衣の滝」と「敷島の滝」へ進める。今にも降り出しそうな雨雲がたち込め滝へは駐車場から数分のところにある為、合羽も用意せず登ってしまったがポツポツと落ち始めて1分ほどでバシャバシャと降りだし、ずぶ濡れ状態で車に着いた。「敷島の滝」は現在道路崩壊による通行止めとなっていた。ニュースを聞くと道央・道東に大雨の予報が出ている。早いこと山から抜け出た方がいいようだ。

旭川市まで進むと話題の看板が目に入った。時間つぶしにここで寄道とし話題どおりに人が集まっている。駐車場も満杯状態で北海道に一大ブームを興しているようだ。それは「旭山動物園」入場料580円を支払って中に入り目玉のアザラシ館に入ってみた。透明の筒の中をアザラシが行ったりきたり、これを目の前で見ることが出来る。他に色々いるが人がいっぱいでよく見ること出来ない。

ここで1時間ほど過ごして、次の「流星・銀河の滝」へ向かった。北海道にとっては観光の目玉に違いない。雄大な姿は観光向けに道路から簡単に見ることが出来る。この日も観光バスが次から次へと来ていた。雨はちょうど上がったようだ。雲の切れ目から滝が見える。それぞれの滝を見た後に両方の滝が一緒に見られる「双瀑台」まで登ってみた。20分ほどで素晴らしい滝を見ることが出来る。
足寄町まで来るとまだ雨は降っていない。ニュースでは先ほどまで通ってきた道は豪雨の為、浸水、崖崩れの恐れなどで通行止めになっている場所が出てきた。間一髪だったかもしれない。今日の泊まり場所4泊目は「道の駅 足寄湖」とする。(8月19日)

白糸の滝

白糸の滝(足寄町)
トブシの滝

トブシの滝(足寄町)
屏風岩の滝

屏風岩の滝(足寄町)
白藤の滝

白藤の滝(足寄町)
朝5時、目が覚めると雲が周りの山々を覆いかぶさるように垂れ込めている。ほとんど霧の中で動く気がしなかった。朝飯を食べ終えてする事ないので車を洗うことにした。2日前インクラの滝へ行った際に砂利道だった為に全体が白くなっていた。洗面器に水を汲んで洗う、ヘッドライト周辺にはいろんな虫がへばり付いている。30分ほど掛かって終了した。
すると周囲にいた人たちもこの天気では動けないのだろう。同じように車を洗い始め、何時しか世間話になっていた。聞くところによると、1ケ月近く道内を巡っているという。

男同士の話はいつしか道の駅で働いている女性の話になっていた。なんでも「道の駅 おんねゆ温泉」にいる女性に人気があるようで、次のかみさんをもらうときにはあのタイプがいいとか何とか。罪のない話で盛り上がった。

こんな話を午前9時過ぎまでしているとだんだんと雲も上がり次の行動に移れるような状況になってきた。今日は「足寄町」の滝巡りをする。「屏風岩の滝」はほとんど人が入っていないようで鹿よけのバリケードが張ってある。ここで道を間違えてとんでもない場所に行ってしまった。奥深い場所には鹿の骨が散乱状態で「爺さん」の話を思い出してしまった。クワバラ・クワバラ。振り出しに戻って正規なルートへ。本来なら30分程度で見れる場所であったのに2時間も掛かってしまった。
途中から雨となり車は「阿寒湖」の脇を通り「屈斜路湖」に着く、雨も上がって暫しの休憩とする。無料の「露天風呂」があり、のんびり入って体を休める。
時間も早いので「摩周湖」にも立ち寄ったが何も見えない「雨の摩周湖」であった。このあと「知床半島」に向かい、「道の駅 らうす」で5泊目をむかえる。(8月20日)

つづく
戻り  次へ 



inserted by FC2 system