◇◇ 中国地方の滝めぐり1(+兵庫県) ◇◇
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日程:2007/08/22(水)〜09/01(土)
場所: 兵庫県・鳥取県・岡山県・広島県・山口県・島根県
行動日程: 8月23日 2日目 兵庫県徘徊中 (1日目は移動日)

 久々に長期日程?の計画を立て、車の中には食料をたっぷり積んで22日、午前10時に出発した。いつもの通り、下道でのんびり走行をしながら進める。滋賀県まで行ったところで日没となり「道の駅アグリの郷栗東」にて一泊目となる。
 朝4時ごろ、目が覚めると雷と共に雨が激しく降ってきた。今回の旅の行く末が案じられてならない。途中でコンビニによって朝食をゲットする。(この雨では作ることは出来ないからだ)
大阪の街の中を走るのは苦手なのでここから高速に乗って神戸まで走る。この間、雨はますます激しくワイパーが間に合わないほど降っている。神戸市に着いた頃には運良く雨も上がり多少なりとも落ち着いて運転が出来るようになった。時間も午前6時ごろでちょうどいい。
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新神戸駅前をキョロキョロしながら走っているうちにトンネルに入ってしまった。さあ大変、Uターンするわけにも行かず6キロもあるトンネルを走ることに。おまけに有料250円。出口でまたつまづき有馬温泉方面に入る。頭の中はパニックになっている。車を止めて地図とにらめっこ。
またトンネルで戻るのもしゃくなので下道で進むことに。ところが通勤帯になって大渋滞でまともに動かない。午前8時30分になってやっと駅前までくることが出来た。駐車場を探すとあちこちにあり、適当な場所に止めて駅の方向に歩くが、滝方面に行く道がわからない。駅の二階に行ったり地下に行ったりさんざん歩いた挙句、一階の駅のど真ん中に突き抜ける道があった。後は簡単で標識に沿って行けばいい。無事滝を見ることが出来た。
ところが今度は車を置いた駐車場が見つからなくなってしまい、駅の周辺をぐるぐる廻る始末、落ち着いて街の看板などを思い出そうとしても出てこない。確か一つ目の信号を・・-@$%&・・1時間ほど掛かってやっと見つけることが出来た。
今回の旅はここで体力を使い果たしてしまったように感じる。自分自身が嫌になったり情けなくなったりの瞬間であった。午前11時、この忌わしい神戸をやっと抜け出すことが出来たが予定を大幅に遅れている。精神的に心にゆとりが無くなってしまった。田舎もんはどうしても都会を好きになれない。
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ここに標識が
ここに標識が
ど真ん中を突き抜ける
ど真ん中を突き抜ける
滝の位置図
滝の位置図
(兵庫県神戸市)
雌滝
雌滝

だいたい、今回のトラブルは完全に調査不足で、実は21日に出発する予定であったが、滝めぐりの資料つくりが間に合わず、1日ずらして出発した。これも滝名と場所を示す地図のみをコピーして街の状況など全然考えていなかったのである。もうすこし、余裕を持って準備をしないといけない。出かける数日前までは山のことばかり考えていたのが問題であったかも・・・・
雌滝全景
雌滝全景
雌滝のアップ
雌滝のアップ
鼓の滝 石の標識
鼓の滝 石の標識
残念ながら殆ど見えない
残念ながら殆ど見えない

10−15分ほどで4つの滝が見られる。やはりメインの滝「布引の滝」は特徴があり雰囲気が良い。雌滝もなかなか迫力があってよかった。夫婦滝が良くわからなかったが、布引の滝前にいた人に尋ねると「これがそうだよ」と指を差した場所。布引の滝の滝つぼから流れ落ちている場所が夫婦滝であった。
メインの滝 布引の滝
メインの滝 布引の滝
布引の滝全景
布引の滝全景
夫婦滝
夫婦滝
黒滝
黒滝
(兵庫県三木市)

神戸市を抜けると落ち着いて滝探しに専念できる。「黒滝」は三木市吉川町にあり、県道からも見ることが出来る。滝そばにいくと案内板なども整備され川まで降りて見ることが出来る。落差4メートルほどあり、川幅いっぱいに落ちていて、きっと「XXXのナイヤガラ」などと言いたいような気がする。
黒滝
黒滝
黒滝
黒滝
案内板
案内板
黒滝
黒滝

ナグサの滝と読み福崎町の七種山の中腹にある滝郡。駐車場からも10分程度と近いので簡単に見ることが出来る。遊歩道には雌滝をはじめ虹ケ滝、八竜滝などと目を楽しませてくれる。案内板にもあるように「七種滝」の落差は72メートルと素晴らしい迫力ある滝で雨上がりのせいか、水量が多いと感じた。
雌滝
雌滝
滝の説明
滝の説明
(兵庫県福崎町)
雌滝
雌滝
虹ケ滝
虹ケ滝

虹ケ滝と言うからには天気さえ良ければきっと虹が見えるに違いない。連続して見られる滝にはそれぞれ特徴を持った感じのいい滝であった。
虹ケ滝
虹ケ滝
八龍滝
八龍滝
八龍滝全景
八龍滝全景
七種滝
七種滝

滝100選でもある「原不動滝」にやってきた。時間は午後5時チョッと前、車を止めて滝見の準備をしていると、おばちゃんが寄ってきた。「今から滝を見るの」と言うのでそのつもりだ、と答えると入園料200円という。私の頭の中には入園料まで入っていなかった。おばちゃんはその場でお金を取るとそのまま帰ってしまった。領収書も何もない。取り残された感じで一人寂しく滝見となった。
七種滝上部アップ
七種滝上部アップ
七種滝上段
七種滝上段
原不動滝前の吊橋
原不動滝前の吊橋
吊橋の感じ
吊橋の感じ

写真は吊橋の上からとなり、今回は私だけであったのでゆっくりと写真をとることが出来た。観光客でもいると吊橋が揺れて大変だったに違いない。
時間も午後6時になろうとしている。今日の滝めぐりはこれまでとし、ちょうどいい所に波賀温泉もあってゆっくりと疲れを癒すことが出来た。今夜は波賀町にある「道の駅波賀」でP泊とする。

それにしても暑い日が続いて、日中坂を登るのが大変でたちまち汗で衣服がびしょ濡れとなってしまう。タオルなども一山ごとに交換しないと気持ちが悪い。想像以上の暑さのため毎日の風呂が欠かせない。これからの行動は道の駅プラス風呂のセットで探さなくてはならない。
滝の説明板
滝の説明板
(兵庫県穴粟市波賀町)
原不動滝
原不動滝
原不動滝
原不動滝
原不動滝アップ
原不動滝アップ

つづく
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