◇◇ 裏磐梯イエローフォールの旅 思い出記録 ◇◇
戻り 
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出発日: 2006/02/18(土)
AM 4:30出発 〜 PM7時20分帰宅
裏磐梯スキー場着09:10 -- 戻り12:40

 昨年末から行きたいと思っていた「イエローフォール」やっとそのときが来た。1月中旬に「んがを夫妻」が訪問した時にミニオフなどしたかったが諸般の事情で行けなくなってしまったのだ。それから1ヶ月過ぎてようやく実行に移すことが出来た。
 この場所は雪深い山奥の為ガイドさんが必要になる。まず友人に話をしたところ直ぐに2名が参加表明をしてくれた。また「金さん」に話をするとすぐに参加のメールが届いた。色々調べて見ると「裏磐梯スキー場」でツアーを募っていた。金額的にも控えめであった為、早速4名分で予約の電話を入れた。
 18日(土)の天気が気になるがどうやら良いようだ、朝4時に目覚ましで目が覚める。友人と3名で相乗りし途中のコンビニで朝飯の調達をしてから東北自動車道に乗る。
 世の中、土日は休日の為か以外に車が多い。磐越自動車道に入り、猪苗代磐梯高原ICで降り一般道へ入る。裏磐梯に向かってしばらく走ると午前8時頃でまだ路面が凍りついていた。走っていると車がどうもスリップして運転しずらい。交差点ではゆっくり走っていても4−5メートルはオーバーしてしまい危険極まりない。高原ホテル手前ではカーブが曲がれず横滑り状態で対向車がなくて助かっているようなものであった。やっとここで気が付いた。私の車は2駆/AUTO/4駆と切り替えスイッチが付いている。2駆のままになっていて切り替えを忘れていたのである。事故の前に気が付いて助かったのだ。切り替えると今まで滑っていたのがウソのようになり、安定して走ることが出来た。こんなに違いがあるとは思わなかった。
 裏磐梯高原ホテルの駐車場で「金さん」と待ち合わせをしている。到着するとひときわ目立ったキャンカーがあった。挨拶も早々に4名の相乗りでスキー場まで行くことにした。

裏磐梯スキー場の駐車場
裏磐梯スキー場駐車場
スキー場のセンターハウス
スキー場センターハウス
早速インフォメーションへ
早速インフォメーションへ
ガイドさん待ち
ガイドさん待ち

 ホテルから10分ほどで「裏磐梯スキー場」に到着し、ここまで登ると周囲は雪だらけで積雪1メートルほどと言う。スキー場にセンターハウスがあり、早速インフォメーションセンターに行き予約の確認をとる。トレッキングは10時からの予定であるが、早めに着いたためガイドさんに早く出発できるか訊ねると支度が出来次第行きましょうと言うことになった。
 パーティーは何人かと聞くとキャンセルがあり我々のみと言う。それではと4名とも成人式を3回ほどの経験者なのでゆっくり行きましょうとお願いしておく。

リフトに乗っていざ出発
リフトに乗っていざ出発
天気も良く眩しいほどだ
天気も良く眩しいほどだ
ガイドが説明を始める
ガイドが説明を始める
午前10時前磐梯山も良く見える
磐梯山も良く見える

 予定より30分ほど早く出かけることが出来、ストックとスノーシューを抱えて第1リフト・第2リフトと乗り継いで上に上にと行く。一気に高度を上げ1,000メートルを越していると言う。雪の上に立つと雪下が意外と固いのに気が付く、ガイドさんに尋ねると一度天気が良くなり表面が解けたのではと言う。5センチメートル程の下は固くなっていた。これならばスノーシューを履かなくても行ける様な感じであった。
 私達と同じように数組のスノーシュー軍団がガイドの説明を受けていた。準備運動をしてここからスノーシューを履き「銅沼」方面に進む。初めて履いたが10分もすればあまり違和感なく歩けるようになった。「銅沼」の真ん中を突っ切るように歩く。ガイドさんに夏場はイエローフォールまで行けるのか聞いてみると、道は無くヤブコギとなるそうな。

遠くに黄色く見えてくる
遠くに黄色く見えてくる
山頂には霧氷が・・・
山頂には霧氷が・・・
これが念願の黄色い滝
これが念願の黄色い滝
記念撮影はガイドさんに
記念撮影はガイドさんに
 「銅沼」を過ぎて多少キツイ坂にかかりしばらくしたところで休憩タイムとした。10分ほど休み甘い物を摂取して再び元気にイエローに向かう。そのうちに遥か遠く、木の影になっているが黄色いものが見えた。
10分位歩いたか「イエローフォール」に到着だ。思ったより疲れない、それよりも初めて履いたスノーシューの楽しさであっという間に着いてしまった感じである。すでに滝前には10数人が来ていた。皆思い思いに楽しんでいる。実物を見ると昨年より氷瀑が小さいように感じる。ガイドさんいわく毎年変化しているとのこと。滝前では例のごとく記念写真を写す。滝の左側の山頂には綺麗な霧氷を見ることが出来たが望遠でないので写真では見ることが出来ない。

滝に近づき撮影
滝に近づき撮影
他のグループも
他のグループも
黄色い滝の左側には
普通の氷瀑も見ることが出来る
グループで滝にやってくる
グループで滝にやってくる

色々な角度から撮影し充分に堪能することが出来た。この間にも次々と集まって滝前が賑やかになってくる。左側には普通の氷瀑があり落差も10メートル弱はあるだろう、しかしここに来ては全然目立たない、全てイエローフォールに目が行ってしまう。ところで先日、群馬県の赤城大滝に行った際に寒いため?デジカメのバッテリーがたちまち終わってしまい数枚しか撮影できなかった経験があり、家に帰って充電しようとするとほとんど充電しなくても使える状態であった。このことから今回はカメラの電池を格納してある部分に「ホッカ〇ロ」を貼って対策をした。これは効果てき面で電池切れの心配がなく気持ちよく撮影をすることが出来た。

帰りの方法打ち合わせ
帰りの方法打ち合わせ
この足跡は・・・
この足跡は・・・野うさぎのようだ

ガイドさんに説明を受けたが・・・

ガイドさんに説明を受けたが・・・

 充分に時間を取って撮影した後は戻りの方法である。来た道を戻ってリフトに乗って帰るか、山の中をトレッキングしながら戻るかの選択である。全員一致?で未知のトレッキングコースを選ぶ。
 コースは銅沼を巻きながらスキー場の遥か右側の山中をさまよいながら戻ることになった。途中には急な坂道もありスノーシューのグリップが効かないほどで「尻滑り」の決行となった。この方法が一番楽のようで面白いの一言、テンションも上がる。
 雪上には動物の足跡が・・・ガイドさんから野うさぎの物と言う。その他に実がついた木や枯れた花の名前などの説明を聞いたが残念ながら全て忘れてしまった。最近「健忘症」も進んできたようだ。

樹木の説明を受ける
樹木の説明を受ける

リスの足後と言う・いっぱいあった

山うるしの木
天気が良く春のよう
天気が良く春のよう

我々のほかにも数組がトレッキングをしていた。それぞれ思い思いのコースを作りながら降りていく。雪山ならではの楽しいコース作りだ。雪が降ると「七難隠す」と言うが全て危険の場所を隠し、藪を隠し好きなように進むことが出来ると言うのが良い。これもガイドさんがいるから出来ることなのだろう。途中で雪の上一面の足跡だらけの場所があった。リスの足跡らしい、キット何匹もいるようだ。物珍しさと楽しさで約1時間が短く感じスキー場のセンターハウスに到着。ガイドさんいわく「最近は帰りに歩いて降りる人は少ないんですよ」と一言。

裏磐梯高原ホテル
裏磐梯高原ホテル

12時40分センターハウスで昼食をし、金さんの車が止めてある高原ホテルの駐車場に戻り、翌日の成功を祈ってここで金さんと別れた。金さんは次の目標の滝まで、我々は高原ホテルで風呂に入る計画をしている。ネットでは600円となっていたのでそのつもりで行ったのだが現在は700円であった。しかし、流石はホテルの風呂、気持ちよく管理され気持ちが良い。風呂は我々3名のみで貸しきり状態である、外を見ると正面には磐梯山がそびえたっている様はパノラマ状態で雄大だ。湯は「適温」「ぬるめ」の2漕になっており長湯をしても気持ちが良い。ホテルの外には大きな「かまくら」が作ってあった。
帰りは来た道を同じように戻ったが、朝通ったときに凍りついていた道も全て解けて乾いている。高速道路も同じように下りた場所から乗って地元のインターで降りたのだがここで疑問点が発生した。行きと帰りで道路の値段が違う、こんなことがあるのだろうか、料金支払い場所で調べてもらったが良く納得できなかった。後ろを見ると車が繋がっている。説明を受け半分うなづいて支払いをして帰る。まっ無事帰れて楽しかったのでヨシとしょう。友人と次の計画は「北アに行きたいね」などと言いながらすでに頭の中では作戦を練っている。帰宅時間は午後7時30分であった。

おわり
戻り 



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