◇◇ 秋田県の滝巡り 思い出記録 ◇◇ 《茶釜の滝》 |
Page 3-2 |
|
出発日: 2006/10/09(月) AM10:00出発 〜 10/14日(土) |
|
秋田県鹿角市 夜明島渓谷 10月11日 7時30分入渓 | ||||
道の駅「かづの」 |
道の駅「かづの」 |
茶釜の滝へ向かう |
夜明島渓谷入口 |
先客がいるらしい |
朝6時30分、食事を終えて身支度をし、今回のメインエベントである「茶釜の滝」へ向かう。朝霧が上がり始めて視界もよくなってきた。「道の駅かづの」から10分もすると夜明島渓谷に進む林道に入った。進むにつれ不安と期待が入り混じって落ち着かない。しばらく走ると正面に大きな案内板が目に入る。これが写真でよく見かけるやつだ。案内板の前には車10台程度置けるスペースがあり、すでに1台が止っている。 渓谷に入ると約7時間ほどとなるので忘れ物がないように再確認、昼食だけは忘れてはならない。愛用のスパイク付き長靴で入渓する。 |
|
沢への入口 |
泊滝(画面小) |
虎尾の滝 |
赤リボンを確認 |
白糸の滝 |
入渓するとすぐに沢越えが待っていた。長靴でやっと渡れるほどの水量になっている。何回と無く沢を行ったり来たりしなくてはならない。20分を過ぎたころ「泊滝」が見えてきた。 リボンを確認しながら踏み跡を進むと足元に「虎尾の滝」の看板が目に入った。奥深い沢には小滝が次々と現れそれらを越えて進んでいく。 |
|
5-6mの滝を巻く |
5-6mの滝を巻く |
茶釜前衛の滝 |
梯子1―2段目 |
梯子から下は |
5−6メートルの滝がたくさんありサイドから滝越えをする。必要な場所にはロープやアンカーが打ってあるので何とか進むことが出来る。40分もすると突然、梯子が現れる。意外と急勾配で慎重に。沢に降りるとロープが張ってあるのでロープを握り締めてジャンプ。対岸には短いが垂直に掛かっている梯子を登り次のステージへ・・・インディージョーンズの主人公みたい・・・ 2時間45分ほどで茶釜の滝のすぐ下側まで来ることが出来た。7時30分に沢に入り、ここで10時15分である。 |
|
紅葉して・・ |
最後の梯子 |
茶釜の滝 |
茶釜の滝 |
茶釜の滝 |
いよいよ第2番目の梯子までやってきた。ここを登れば目的地となる。かなりキツイ斜面にロープが垂れ下がりその上が梯子となっている。初めて梯子に登るのであればビビルと思うのだが、実は奈良県の「双門の滝」で梯子は経験済みである。双門の滝に比べると安定感のない梯子だが、滑るような岩伝いよりも、個人的には梯子の方が楽である。 |
|
久々の記念撮影 |
ここもロープで登る |
雲上の滝 |
雲上の滝 |
雲上の滝 |
30―40mほど登ったところで「東北の秘瀑中の秘瀑 茶釜の滝」が見えてきた。一度は無理と諦めた滝であったがトライして本当によかった。苦労してここまで来た甲斐があった。落差100メートルの滝はスバラシイの一言であり、周辺の紅葉がかった木々が滝に一層の色を添えていた。 少し早いがこの滝前で昼食とし、たっぷりと時間を取り思う存分堪能することが出来た。 目に焼き付けた後は梯子を慎重に降りて、下流の二又の沢の合流する場所まで戻り、右の沢に入る。15分もすると「雲上の滝」が見えてくる。この滝も良い滝なのだが、「茶釜」を見た後では感動が少ないのもしょうがないか。風が吹いてきたので、空を見上げると先ほどまで秋晴れだったのに、なにやら黒い雲が一面に広がってきた。 ここで雨に振られたら大変、目的を果たしたこともあり、急いで山を降りることとなった。「雲上の滝」を午後12時03分に出発し、途中でコケながらも駐車場に着いたのが午後13時54分であり、2時間弱で降りてしまったことになる。着いてみると空にはまた青空が広がっている。この天気のイタズラによって疲れが一気に倍加したようだ。 山に入ってから出てくるまでに誰一人会うことが無く、駐車してある車の持ち主はどこえ行ったのやらである。・・後でわかったことだが、この季節にはキノコがあちこちに生えていた、キノコ狩りに来る人が多いようなので多分そうなのだろう・・。 今朝の出発地点に戻り鹿角市内の温泉に入り汗と疲れを取り除き、明日の準備をしたのであった。 ところで今回はシェラフに掛ける毛布を忘れてしまい、夜明けになると少し寒く感じて何とか考えなくては、と思っていた。道の駅の事務員に毛布などを販売している店を教えてもらい、急遽購入することにした。これで今夜はグッスリ寝ることが出来るぞ。2晩続きの「道の駅かづの」である。 |
|
つづく |